情けない限りだが、外交がだめな日本らしいとも言える。
混乱だらけの東京オリンピック。
誘致の際にすでに嘘をついているわけで、どうしようもないのだが、その辺りも当時のIOC幹部とのネゴで決めたのだろうが・・・
Yahoo!より、
東京五輪マラソン 札幌でなく軽井沢開催を提案すべきだった
12/3(火) 7:00配信 NEWS ポストセブン
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191203-00000002-pseven-spo&p=2
記事より、
東京五輪は、そもそも招致の時点から大きな疑問符が付く。東京の「立候補ファイル」には7月24日から9月6日(パラリンピック閉会日)の開催日程について「この時期の天候は晴れる日が多く、且つ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候である」と
だが、東京の7月下旬〜9月上旬が温暖と言うのは、最高気温が40度超で湿度も高い6月のインドのデリーが快適と言うのと同じくらい不適切
招致した人たち(当時の猪瀬直樹知事や竹田恆和JOC会長ら)は今回の混乱の責任を取るべきだろう。
新国立競技場も、予算オーバーなどの理由でザハ・ハディド氏の斬新なデザイン案をキャンセルして隈研吾氏のデザインになったが、ドームでなくなったため炎天下の酷暑にさらされながらの競技と観戦が避けられなくなった。
マラソンが札幌開催になったことで、東京都が約300億円を投じた暑さ対策の道路舗装やミストシャワーなどが無駄になってしまった。
私が小池知事の立場だったら「招致した2代前の知事が理想的な気候だと強弁したが、それは間違っていたのでアスリートファーストにする」と自らイニシアチブをとり、マラソンは軽井沢への変更を提案する。それを機に五輪はマネーファーストのIOC支配にピリオドを打ち、開催国主導で真のアスリートファーストに転換すべきだと思うのである
マラソンはオリンピックでなくても開催できるので、300億円の暑さ対策の道路舗装やミストシャワーは無駄にはならないだろう。
何しろイニシャティブが全くとれていないことが問題。
別にオリンピックがマネーファースとであるからダメと言うのではなく、マネーファースとでも日本、東京にメリットがあるようにアレンジするというのが現実的な対応であり、それが戦略と言うものだろう。
机上の空論には意味がない。
もっとも、軽井沢の案は、札幌でぐるぐる6周よりもはるかにいいのは確かだ。
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