だが、真の王者である井上尚弥は判定勝ち。
実力というのは物を言う。
Yahoo!より、
なぜ井上尚弥は制止されたのか 元世界王者・木村悠氏が指摘する「レフェリーの混乱」
11/8(金) 16:23配信 J-CASTニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191108-00000007-jct-spo&p=2
記事より、
映像で見返せば、ローブローでなく「完全に井上選手のボディーブローが決まっていた」(木村氏)と分かるが、リアルタイムでは必ずしも判別がつくわけではない。
「流れの中でボディが入り、レフェリーも正確な判断ができなかった。私たちでも、試合を見ていてどのパンチがどこにどうヒットしたか、どれだけ効いたかは、角度によって見えないことがあります。
あの左ボディも一瞬で判断がつかず、レフェリーも混乱が生じたのかもしれません。井上選手のパンチの後、なぜドネア選手があのような動きをしたのか把握できなかった。だからいったん状況確認のために間に入り、止めたのだと思います」(木村氏)
結果、ボディーブローだったと判断し、ダウンしたドネアのカウントが始まる。数え方が遅かったのではないかという疑問について、木村氏は「そこまで遅いというのはなかったと思います」と話す。
しかし今回の場面は、ドネア選手も片膝立ちになって試合を続ける意思を見せ、レフェリーも続行可能と判断した。ドネア選手は、レフェリーが指で10カウントを数えるのを見てしばらく立ちませんでしたが、レフェリーとしても『休んでいる』という印象になったと思います」(同)
10カウントギリギリすぎて「KOだったのではないか」という見方もある。木村氏はこうした意見に理解を示しつつ、WBSS決勝という大舞台のレフェリングの難しさを指摘する。
「通常ダウンした選手は8カウントくらいで立ち上がりますが、ドネア選手は10カウントぴったりくらいでした。確かにあれで試合終了してもおかしくはないですが、それだと後味が悪いとも言えます。
試合を止めなかったことで『カウントが遅いのではないか』と指摘されていますが、仮にあのボディで10カウントになったら、『レフェリー終わらせるの早いんじゃないか』という声があがった可能性もあります。それぐらい、目が離せない緊迫の一戦でした」(同)
ドネアについても、「明らかにボディが効いていたので、できるだけ休みたかったのでしょう。だからギリギリまで立たないことにした。そこも経験を積んでいるベテランだからこその冷静さ、強かさだと思います」とその冷静さに舌を巻いた。
勝負に「タラレバ」は禁物だが、もし井上の左ボディの後、レフェリーが制止せず試合が続いていたら、井上が畳みかけてKO勝ちもあったのだろうか――。木村氏にあえて聞いてみると「あのボディがかなり効いてましたからね。(KOは)なきにしもあらずだと思います」と話していた。
それにしても、ボクシングはここまでレフリーがやりたい放題だということだ。
余程注意をしないと井上尚弥のように勝利はできないということ。
日本人もレフリーをしっかり買収する必要があるのだ。
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