だが、超高速がよいのか?というと必ずしもそうではない。
道具は使いようなのだ。
犯罪者にも良い道具となる可能性はもちろんある。
NHKNEWSWEBより、
スパコンで1万年かかる計算を3分20秒で? 量子コンピューター
2019年10月24日 20時27分IT・ネット
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191024/k10012146191000.html?utm_int=news_contents_news-main_003
記事より、
大手IT企業「グーグル」の研究者などのチームは、次世代のコンピューターとして注目される量子コンピューターが、従来のコンピューターをはるかに上回る性能を持つことを実証したとする論文を発表し、複雑な計算が必要とされる医薬品の合成や、経済・金融分野への応用など、実用化に向けた期待が高まっています。
アメリカの大手IT企業「グーグル」などの研究チームは、23日付けのイギリスの科学雑誌、「ネイチャー」に、量子コンピューターについての論文を掲載しました。
それによりますと、実験用に開発したプロセッサーを使って、乱数を生成する問題を計算させたところ、従来のコンピューターではおよそ1万年かかるという結果が出ましたが、量子コンピューターは3分20秒で計算を終わらせたということです。
量子コンピューターは、理論的には従来のコンピューターでは不可能な計算ができるとされていましたが、実証されたのは今回の研究が初めてだとみられ、グーグルは、実用化に向けた「大きな飛躍だ」としています。
将来的には、より複雑な計算が必要な医薬品の合成や、経済や金融分野の予測などへの応用が期待されていて、開発競争が今後、さらに激しくなりそうです。
「コンピューターの世界の新たな可能性開いた」
量子コンピューターは、従来のコンピューターとは異なる仕組みに基づいて計算を行います。
従来のコンピューターは、「0」または「1」のいずれかの状態の組み合わせで計算します。
これに対し、量子コンピューターは量子力学の原理に基づき、「0でも1でもある」という「重ね合わせ」の状態も利用。
より多くの情報を扱うことができて、理論上は従来のコンピューターをはるかに超える性能を実現できるとされてきました。
しかし、実際に計算を行える量子コンピューターを開発するには、技術的に解決しなくてはならない問題が数多くあり、従来のコンピューターにはできない計算が本当にできるのかは証明されていませんでした。
今回の研究は、量子コンピューターでなくてはとけない問題があることを実際に示し、その可能性を実証しました。
マサチューセッツ工科大学のコンピューターの専門家は「ネイチャー」に寄せた記事で、初めて飛行機を飛行させたライト兄弟の業績になぞらえて「初めて量子コンピューターの超越性が示された」と評価しています。
IBMなどからは批判もあるようだ。
これはあくまでも成功したという関係者の話。
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