http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130331-00000301-dime-sci
「ソフトバンクがつながりやすくなった」は本当か?
@DIME 3月31日(日)15時50分配信
昨年秋からドコモに加えて、au、ソフトバンクでも、サービスが開始されたLTE。この春以降はさらに多くのユーザーが、高速通信を利用するようになるだろう。しかも、最近、ソフトバンクがCMでスマホがつながりやすくなったというキャンペーンを展開している。では、今、どこまで高速通信サービスは、速度やエリア、つながりやすさが改善されているのか、DIME編集部は各社のサービスを全国42か所を巡り調査を実施した。その結果をレポートしたい。
■改めて知りたいLTEの現状と今後
LTE(Long Term Evolution)は、従来の3Gモバイルデータ通信技術を応用し、高速化した規格のこと。3Gと同じ周波数帯を使えてかつ電波の利用効率が高いため、各キャリアとも混雑しているスマートフォンのデータ通信を、一斉にLTEへ切り替えようとしている。3Gのデータ通信速度が14Mbps程度(※)だったのに対して、LTEでは理論上、300Mbps以上の超高速通信も可能。現在提供されているものでは、「docomoLTE Xi」が下り最大100Mbpsと最も速い。ただし最大速度対応エリアは、LTEサービス全体の一部。実際にはまだ多くのエリアが、下り最大37.5Mbpsまでの対応だが、使える場所は確実に広がっている。いずれも当初の計画を前倒しして急ピッチでエリアを拡大中。さらに、多くの地域でLTE を利用できるようになるはずだ。エリアが広がる一方で、最近よく耳にするのが、エリア内なのに速度が出ないという現象だ。3GとLTE は同じ周波数帯を使用するため、3GからLTE への移行がスムーズに進まなければ、回線はより混雑してしまう。今はまさに、その過渡期にあるということだ。そこでダイムでは、全国速度調査を実施。各社のLTEの今の実力をチェックした。
(※)ドコモFOMAハイスピードの場合。
■全国42か所で3キャリアの主力スマートフォンによるLTEサービスの速度調査を実施
・5大都市42か所のデータを総まとめ
現在、スマートフォンで利用できる高速通信サービスには、LTE のほかにも、ソフトバンクが『iPhone』以外のスマートフォン向けに提供している「SoftBank4G」や、auの一部機種に搭載されているWiMAXがある。またauでは、『iPhone』とほかのスマートフォンでLTEの利用可能な周波数帯が異なる。つまりエリアや速度も異なる可能性があるが、今回はあえてそれらを外して、3キャリアで最も多くのユーザーが利用するサービスに対象を絞り、調査を行なった。使用した端末はドコモが『AQUOS PHONE ZETA SH-02E』、auとソフトバンクが『iPhone 5』。対象は東京、大阪、愛知、北海道、福岡の各都市からピックアップしたスポットだ。
★調査方法
「SPEEDTEST.NET」アプリの接続サーバーを東京に設定し、各地で5回ずつ調査を実施。極端な高低差を取り除くため、最も高い数値と最も低い数値を外した3回の平均値を記載し、各場所の最高速度を赤字で示した。カッコ内は昨年夏に同スポットで調査した、3Gの平均速度だ。
調査期間は1月下旬〜2月上旬にかけてだが、実は昨年の7月上旬にも、今回とほぼ同じ場所で3G回線の速度調査を行なっている。その時にはドコモが『ELUGAV P-06D』、auとソフトバンクが『iPhone 4S』を使用。今回の調査場所は、その時に行き当たりばったりで選んだスポットをトレースしつつ、いくつか新たなスポットを追加したものだ。今回の調査結果の下にカッコで記載しているのが、同じ場所で昨年調査した3Gの通信速度。なお、今回の調査ではLTEの通信速度を調べることが目的のため、LTEエリア外の場合、3Gがつながっても、3Gでの調査は行なっていない。
■ドコモ苦戦、『iPhone』対決は互角
つい先日、契約数が1000万件を突破したと発表されたばかりの「docomo LTE Xi」。利用者数の急拡大にサービスが追いつかないのか、今回の調査では残念ながら、他キャリアに比べて極端に速度が劣る場所が、いくつか見られた。多くの人で混雑する土曜日の夕方に調査した、東京駅丸の内北口は特に、その傾向が顕著な例。昨年夏に実施した3Gの調査よりも、さらに遅いという結果になっている。
一方で、速度の出る場所ではとことん速く、北海道・新千歳空港では39.02Mbpsという、今回の調査で最も高い数値もたたき出している。なお冒頭にdocomo XiのLTEの通信速度を最大100Mbpsと紹介したが、多くのエリアがその半分の最大37.5Mbpsまでしか対応していないのが現状。新千歳空港ビルはその中にあって、最大75Mbps対応エリアとなっていて、ドコモだけでなく各社とも、高い数値を記録している。
■都心部と郊外で大きな差はない印象
auとソフトバンクの『iPhone 5』を使った調査は、両者がほぼ互角という結果になった。どちらが速いかの勝負では、全国42か所中、auが19か所、ソフトバンクが23か所で勝利(1か所は両者ともにLTEエリア外)。北海道ではau、福岡ではソフトバンクが速く、全体に拮抗しているものの都心部ではどちらかというとauが、逆に郊外ではソフトバンクが速い印象を受けた。有馬温泉駅や福岡のゴルフ場など、ソフトバンクだけLTEがつながる場所もあったほど。auは都心の地下街や地下鉄駅でつながる一方で、時間帯や場所によっては、空港などのターミナルでつながりにくいケースがあった。
■つながるエリアは日々拡大している
今回は都心だけでなく、郊外や地下、住宅街なども広く対象にして調査を行なった。その過程で実感したのは、LTEのエリアが着実に広がっているということだ。3キャリアのうち、LTEエリア外となった場所が少なかったのは、ソフトバンクとドコモ。逆に最も多かったのはauで、8か所でエリア外となってしまった。
ドコモはエリアの広さで強みを見せる一方で、混み合う場所、時間帯には通信が不安定になり、極端に速度が落ちるとケースも。下り速度が3Mbpsを下回ってしまった場所も多く、42か所中9か所もあった。auでは3Mbps以下は3か所だったが、うちひとつは1Mbpsも下回る結果に。3キャリアのうち、最も安定した通信ができたのは、意外にもソフトバンク。プラチナバンドが導入され、3Gの利用者がそちらに移行しているおかげか、通信速度が3Mbpsを下回った場所は1か所しかなかった。通信速度は時間などによっても変わるので、今回の調査もあくまで一例でしかないが、LTEの現状を知る参考になれば幸いだ。
■ソフトバンクの電波が大幅改善。プラチナバンドでつながるはどうやら本当だった
ポイントはプラチナバンドのみの話である。
通常の通話のレベルの繋がりやすさ、3Gの充実具合など携帯電話はトータルでみる必要がある。
特定のLTEだけで見るのはソフトバンクのバックが透けて見えるところ。
こいういう調査は十分な日数をかけて定点観測しないと意味が無い。
たまたま、といった調査結果になりがちである。
ドコモかauで十分でしょう。
ソフトバンクはお金がない人が間違って使う回線で、実際は、ドコモやauにMNPするもとの回線と考えるのが正しい付き合い方です。
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