Yahoo!より、
それでも中国の2倍の強度と高品質… 新聞が書かない「神戸製鋼」事件の裏側
10/30(月) 8:00配信 デイリー新潮
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171030-00532031-shincho-bus_all
記事より、
「中国では鉄鋼メーカーがデータを改竄してもこんなに騒ぎになることはありません。一方で“これは当社の検査で合格しました”と言ってきても眉唾ものばかり。極端な話、日本の製品は、中国製品に比べて2倍安全だといっていい。金属製品もしかりです。特に人の命にかかわるような製品に関して、中国製がとって代わることは当分ないでしょう」・・・
ということで、中国の企業と比べられるまでレベルの落ちた神戸製鋼所ということは確かなようだ。
また、
「データ偽装されたアルミ製品は東北新幹線の『はやぶさ』や、北陸新幹線の『かがやき』、『はくたか』などの車両の壁板として使っています。具体的には、JIS規格より0・3ミリ厚くなっていたというものです」・・・
これの問題はアルミ製品の厚さは厚ければ問題ないと言いたいのっだろうが、やはり、デタラメ。
0.3mm分厚いということはその分の重さが余計にかかるということだ。計算外の力がかかるので、さらに強度が少しでも低いことで危険性は何倍になるか計算しないと分からないが、とんでもない違いとなる可能性もある。
さらに、
「新幹線には一車両あたり、車軸が4本ずつ通っておりこれを受け止めているのが軸箱です。具体的には『はやぶさ』や『こまち』などで、神鋼製の軸箱が使われていましたが、これもJIS規格と少し違っていました。“傷みやすさ”で5%高く、強度で0・4%低かったのです」・・・
ということで、現実として強度不足だ。
そして、
「たとえば問題になったアルミ製品はスポーツカーなど高級車のボディパネルに使われることが多いんです。しかし、データが改竄されていたからといって走行中にパネルが剥がれたりなんてことはあり得ない。また、エンジンの部品にも神鋼のものが使われていますが、メーカー側が求めている元の基準が厳しいということもあって、問題にするレベルではない。今回のデータ改竄事件で、自動車メーカーは車種を発表していません。安全性に問題がないため、リコールをせずに静観するのが一番良いと考えているからです」・・・
ということもあり得るだろう。
ただし、JIS規格は法律の強制規定として使われているケースがある。
例えば建築基準法だ。
この場合にJIS規格に合わないものは、ここで呑気に言われている0.4%強度不足でした・・・だと、明らかに建築基準法違反の違反物件、耐震偽装物件となる。
資産価値はガタ落ちだ。
ここで、裏側と言っているのは裏側ではなく、取り繕うための詭弁でしかない。
経済産業省から天下っている人間の入れ知恵なのだだろうが、実際には、大きな問題を隠しているというのが現状。
これは神戸製鋼所が隠しても、実際に建設分野での工場は神戸製鋼所の鉄骨を使って鉄骨の柱などを納入していたらJIS規格外の製品ということで返品をされることは間違いないことと、また、既に使われてしまったマンションや橋梁などの信頼性について問われることは確実。
明らかに違反になるものもあれば、そうでないものもあるが、偽物を使っても問題ない、とは簡単にいかないものはいっぱいある。
マンションなどは横浜のららぽーとの傾斜マンションは実際には誤差の範囲の傾斜といえない傾斜だったが、全棟建て替えとなった。
同じことが神戸製鋼所の偽装により膨大な数のマンションで起こるだろう。
橋梁などの鉄骨造の構造物についても同様。
お気楽な話はたまたまラッキーというものでしかない。闇は深いのだ。
こうした爆弾は、明後日の1日か今週末に炸裂するのではないか?
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