Yahooより。
熊本地震でも問題に 進めたい大切な建物の「耐震化」
福和伸夫 | 名古屋大学減災連携研究センター、センター長・教授
4/2(日) 8:46
https://news.yahoo.co.jp/byline/fukuwanobuo/20170402-00069441/
記事より、
約 9 割の 4,831 人の方が住宅・建築物の倒壊等が原因で亡くられました。壊れた住宅・建築物の多くは新耐震基準を満足していない既存不適格建築物でした・・・
ここで留まっている限りは、震災で失われる命を救うことはできない。
耐震化と繰り返しても、熊本地震では耐震化をした住宅で命が助かった事例は皆無だ。
命が助かったのは老朽化した住宅を建て替えした人。
新築そっくりさんというものがあるが、見た目だけを新築にして構造はそのままというもので全壊した実績はある。
耐震化の数字は結局新築の着工戸数で決まる。
耐震改修という工事は進まないのが現実であり、その場合、命を助けるには2階で寝ることをすすめることだ。
ポイントは、建物の壊れ方。
福和先生も十分ご承知のように、死ぬのは古い木造住宅。
新耐震の昭和56年6月以前なんてレベルではなく、熊本地震では昭和40年以前のものが多数あり、全壊した。
壊れ方はワンパターンで1階が潰れてその上に2階がほぼそのまま残っているというもの。
この壊れ方は実物大の実験でも繰り返し確認されているもの。
耐震化をと繰り返すことは大切だが、命を救うという観点から考えて行動を促すことが結果として耐震化や建て替えに繋がるだろう。
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