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東京タラレバ娘をHuluで一気に観た．
こういうドラマはまとめて見るのがイライラ感がなくてよい．
全く観てこなかったのだが評判であるというのと、吉高由里子が何より可愛いので観た次第．
しかし、最後まで観てちょっと気になったのが高齢出産のリスクをあまりに軽視していること．
Yahooより．
『東京タラレバ娘』打ち上げ、港区南青山の路上で吉高由里子が弾ける
週刊女性PRIME 3/27(月) 16:42配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170327-00009350-jprime-ent
記事より、
出演者で真っ先に会場に現れたのは鈴木。役柄どおり、やっぱり私生活もまじめなのかも。その後、吉高や大島も姿を見せるが、目立ったのは、やはり身重の身体でやってきた榮倉だ・・・
ということで、榮倉奈々はすでに撮影中から妊娠をしていたということ．
確かに、結婚については30歳までにこだわる必要はないと思う．
しかし、出産は別だ．
子供というものは女性の卵子と男性の精子から生まれるものだ．
残念ながら女性の卵子は劣化しやすいという事実がある．
だから、みんな30歳で結婚しようと本能的に思うのだ．
決して、周りの雰囲気が30歳にもなってという世間体的なものや、なんとなくそういう風潮ということではない．
ここでも科学が軽視されているという日本の状況がよくわかるが、結婚は後回しに人為的にできても、卵子をいつまでも若々しく保ち続けることはできないということはきちんと認識するようなストーリーがあってもいい．
実際に30後半などで結婚して、出産の結果に苦しんでいる人も身近にいるようになっているのが今の現実だ．
リスクはできるだけ避ければいい．
避けられるリスクは社会的な契約である結婚．
避けられないのは動物としての限界のある出産なのである．
人間は寿命がある．必ず身体は劣化していくものなのだ．
その現実を受け止める、そうした要素がストーリーの中に少しでもあればもっと良かった．
何しろ人気のドラマなのだから．

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