2010年04月11日
失ったのは「カネ」ではなく、「熱意」だった
政府与党の事業仕分け第2弾が準備されているようですが、昨年行われた最初の事業仕分けのうち、科学分野に関する内容について、「メタルカラーの時代」などで有名な科学ジャーナリストの山根 一眞さんが痛烈な批判を日経オンラインに寄稿されていました。
『失ったのは「カネ」ではなく、「熱意」だった』
『世界に誇る「科学インフラ」が、なぜ「税金のムダ」なのか?』
両記事とも日本の科学技術が事業仕分けで危機に瀕していることについて、事例を取り上げながらわかりやすく解説されています。
私も専門知識はないのですが、いくつかのビッグプロジェクトと呼ばれるような施設などを見学したことがあります。実際その施設に出向いて数時間説明を受けないと、素人では何がそこで行われていて、社会にどういった貢献がされているのかは理解不能でしょう。
そいう点では事業仕分けのやり方は、予算削減ありきの極めて乱暴な方法であり、仕分け作業自体が税金のムダであったと思っています。
ただこういう事態にいたるまでに、ビッグプロジェクトを運営する側も十分な説明責任を果たしてきたとは言えないのではないかという気もしています。山根氏が取り上げていた施設や研究についてはどうかわかりませんが、私がよく知っているところでは、そういう取組(説明責任)を始めたのはごく数年前からです。もちろんちゃんとした広報活動の部署もあるのですが、十分とは言えませんでした。
ただ施設(ハード)を見せておしまいではなく、自分たちの仕事がどのように社会に貢献しているか(ソフト)についての、わかりやすいアナウンスに取り組んでいってもらいたいと思うし、マスコミも興味本位でなく、アメリカのナショナルジオグラフィックのような、科学を真面目に伝える番組をもっと製作してもらいたいと思います。
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『失ったのは「カネ」ではなく、「熱意」だった』
『世界に誇る「科学インフラ」が、なぜ「税金のムダ」なのか?』
両記事とも日本の科学技術が事業仕分けで危機に瀕していることについて、事例を取り上げながらわかりやすく解説されています。
私も専門知識はないのですが、いくつかのビッグプロジェクトと呼ばれるような施設などを見学したことがあります。実際その施設に出向いて数時間説明を受けないと、素人では何がそこで行われていて、社会にどういった貢献がされているのかは理解不能でしょう。
そいう点では事業仕分けのやり方は、予算削減ありきの極めて乱暴な方法であり、仕分け作業自体が税金のムダであったと思っています。
ただこういう事態にいたるまでに、ビッグプロジェクトを運営する側も十分な説明責任を果たしてきたとは言えないのではないかという気もしています。山根氏が取り上げていた施設や研究についてはどうかわかりませんが、私がよく知っているところでは、そういう取組(説明責任)を始めたのはごく数年前からです。もちろんちゃんとした広報活動の部署もあるのですが、十分とは言えませんでした。
ただ施設(ハード)を見せておしまいではなく、自分たちの仕事がどのように社会に貢献しているか(ソフト)についての、わかりやすいアナウンスに取り組んでいってもらいたいと思うし、マスコミも興味本位でなく、アメリカのナショナルジオグラフィックのような、科学を真面目に伝える番組をもっと製作してもらいたいと思います。
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