2009年01月24日
ものづくりの楽しさ
今日図書館で「日本最初のプラモデル」という本を読みました。国産初のプラモデルを製造販売した「マルサン商店」(沼津の有名な模型店ではないw)にかかわった人たちの物語なんですが、登場してくる人たちのプラモデルに対する思い入れがよく伝わってきて、大変面白い本でした。プラモ好きな人は是非読んで欲しいと思います。
この本の中で、組み立て説明図を描いてた摺本好作氏の言葉が非常に印象的でした。
「日本人がもともと器用だったかというとどうなんでしょうか。数を作れば身体が覚えていくということはありませんか。中略 何もかも自分でやらなくてはいけなかった。その結果の”器用”なんじゃないでしょうか。」(同書より引用)
まさにそのとおりだと思います。世界中器用な人は大勢います、日本だけと思うのは幻想でしょう。(ただ物を作ることが好きだった日本人は多かったと思います)
私もあるメーカーに勤務していますが、創業者である会長は、頑固職人というイメージがぴったりするくらいものづくりにこだわった人です。そういう人たちが戦後高度成長期の日本を支えてきたのかなあ、とふと思いました。
この本の中で、組み立て説明図を描いてた摺本好作氏の言葉が非常に印象的でした。
「日本人がもともと器用だったかというとどうなんでしょうか。数を作れば身体が覚えていくということはありませんか。中略 何もかも自分でやらなくてはいけなかった。その結果の”器用”なんじゃないでしょうか。」(同書より引用)
まさにそのとおりだと思います。世界中器用な人は大勢います、日本だけと思うのは幻想でしょう。(ただ物を作ることが好きだった日本人は多かったと思います)
私もあるメーカーに勤務していますが、創業者である会長は、頑固職人というイメージがぴったりするくらいものづくりにこだわった人です。そういう人たちが戦後高度成長期の日本を支えてきたのかなあ、とふと思いました。
先日大学の先生と、あるロボコンについていろいろ話していたのですが、私自身学生さんたちに面白さを伝えるにはどうしたらいいか、非常に悩んでいます。
ロボコンという単発的なイベントだけではなかなか興味を持ってもらえません。
ロボットの面白さをどのように伝えていくか、今の時代ではいろいろな場所で粘り強く伝えていくしか方法はないのかもしれません。
でも、ものづくりの楽しさは自分がやってみてわかるもので、人から教えられただけではわからないと思うのです。日頃から大人と子供が一緒になってものづくりを楽しめる環境がまず大事なのかもしれません。
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