2017年11月17日
『クリスマス・キャロル』クリスマスシーズンに読むべき一冊
クリスマス・キャロル (新潮文庫) [ チャールズ・ディケンズ ]
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クリスマスシーズンに読むべき正統派な一冊だと思う。
注目すべきは、作者がディケンズであることと、翻訳者が村岡花子であることなのだ。実は、朝ドラの「花子とアン」を週末の再放送を偶然見ていた時、手にしていた本がまさにこれ。感動した。だって、朝ドラなんて、なかなか観ることができないし・・た・ま・た・まの再放送で気づいたのだ。ディケンズも花子さんも貧しい生い立ちの生まれだったことと、二人のあきらめない精神をふまえて読み続けた。
スクルージ老人は、ケチで強欲な人間嫌い。クリスマスで町は賑わっているのに、やさしい甥っこに声をかけられまでクリスマスであることに気付かないほど、心が冷たい人間になっていた。
そんなクリスマス前夜に亡霊があらわれる。それは長年の仕事仲間だったマーレイであった。マーレイはスクルージを諭すためあらわれたのだった。それから幽霊たちに導かれ、過去、現在、未来の光景を見せられる。そして、スクルージは心を入れかえるのである。
花子さんも、毎年クリスマスの時期に、ディケンズの「A Christmas Carol」を読んでいたらしい!
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