2017年05月20日
徳仁親王著「テムズとともに 英国の二年間」を読んで!
「テムズとともに 英国の二年間」徳仁親王著
ずいぶん前にいただいた本です。整理整頓の途中に見つけました。
皇太子殿下が1983年から2年間のオックスフォードの留学生活
について、7年後に書いたものです。
これが思った以上に読みやすく、楽しく読み終わりました。
殿下の体験日記みたいなもので、とても詳細に、こんなに書いていい
のだろうかと、ちょっと驚きます。
初めての体験エピソードが満載です。例えば、銀行に初めて行ったとか、
寮生活での苦労や、失敗談などなんとも微笑ましい限りです。学内では
ヒロと呼ばれていて、カレッジの様子やユニークな学生についても淡々
と鮮明に書かれていて、殿下の正直な心情がうかがわれます。
留学期間の日々の生活をメモしていたことや、勉強のため英語の日記を
つけていたこと、それに2名の護衛官の記録などが、7年を経ても当時の
ことを思い出すことができたということです。
ご苦労も多々あったはずなのに、留学期間はとても楽しく思い出深いも
のだったことがよくわかります。
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