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2017年06月12日

「八月の鯨ーThe Whales of August」シンプルな映画だけど・・・

ずいぶん昔、知人に誘われて岩波ホールで観たのが最初です。

その後で、無償に観たくなってDVDではなく(まだ普及していなかった)、ビデオを
手に入れました。私の宝の一つであると言えます。

イギリス映画だと思い込んでいたが、イギリスっぽい、アメリカ映画とのことでした。

「八月の鯨ーThe Whales of August」

P_20170612_145040_1.jpg

裏表紙の論評が淀川長治さんでした。淀川節が聞えてきそうなほど絶賛していました。
よかった。

登場人物は老姉妹と近くに住む馴染みの3人だけ。でも名優揃い。

セーラとリビーの老姉妹は、夏はいつも小さな島にある海辺の別荘で過ごしていた。
子供の頃、8月になると鯨を見ることができた。そして時が流れ、鯨の姿が消えた。

目が見えなくなっていらいらする姉といくつになっても品格を忘れない妹。ネガティ
ブなリビーに対して、淡々と日々を生きるセーラとのやりとり。

ある日近所の紳士を夕食に招いた。セーラはテーブルをセットし、それから髪をまと
めドレスを着る。「どう?」と着飾った姿を見せる。その姿がなんともチャーミング
である。

美しい映像とともに、静かに時が流れる。一つ一つのシーンが繊細で、つい見入って
しまう。シンプルな映画だけど最後まで飽きない。それに不思議だけど、また観たく
なる。わたしだけ?

ところで鯨は現れるのだろうか?

八月の鯨 [ リリアン・ギッシュ ]


感想(4件)




posted by メモリアンティ at 10:00 | TrackBack(0) | 動画

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