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2022年03月03日
平成切手メジロ50円の分室局丸型印(大津中央局坂本分室)
今回の消印も実逓印ではまずお目にかかれない分室印です。廃止になった坂本局の跡地に分室を設置し、集配業務を親局である大津中央局へ移管しています。同時に瀬田局も廃止になり同様に跡地に分室が設置されています。この分室は郵政民営化に伴い、分室については「貯金・保険会社の支店が設けられる局は分室ではいけない」という規約から普通局へ変更になっています。
(局の変遷)
・1874年4月1日〜2005年10月23日=坂本郵便局
・2005年10月24日〜2007年7月29日=大津中央郵便局 坂本分室
・2007年7月30日〜=比叡辻郵便局
(局の変遷)
・1874年4月1日〜2005年10月23日=坂本郵便局
・2005年10月24日〜2007年7月29日=大津中央郵便局 坂本分室
・2007年7月30日〜=比叡辻郵便局
2022年02月27日
平成切手メジロ50円の分室局欧文印(広島中央局東白島分室)
平成切手メジロ50円は注文消しに多く使用された切手ですが、印面が白地で明るく消印が映える切手です。消印は平成15年(2003年)4月1日に日本郵政公社が発足し、「郵政局内」の名称を持つ郵便局の名称が変更になりました。そのひとつが今回の消印、広島中央局郵政局内分室から広島中央局東白島分室で改称初日の欧文印です。この分室は1年余りで廃止されており、実逓印は少なく注文消しでしか消印収集は難しい分室です。
(局の変遷)
・1920年10月〜1949年9月14日=広島駅前郵便局 広島逓信局内分室
・1949年9月15日〜1958年10月31日=広島駅前郵便局 郵政局内分室
・1958年11月1日〜1964年4月19日=広島郵便局 郵政局内分室
・1964年4月20日〜2003年3月31日=広島中央郵便局 郵政局内分室
・2003年4月1日〜2004年3月29日=広島中央郵便局 東白島分室
(局の変遷)
・1920年10月〜1949年9月14日=広島駅前郵便局 広島逓信局内分室
・1949年9月15日〜1958年10月31日=広島駅前郵便局 郵政局内分室
・1958年11月1日〜1964年4月19日=広島郵便局 郵政局内分室
・1964年4月20日〜2003年3月31日=広島中央郵便局 郵政局内分室
・2003年4月1日〜2004年3月29日=広島中央郵便局 東白島分室
2022年02月20日
平成切手ソメイヨシノ63円の臨時分室丸型印(東京中央局東京2020 IBC/MPC分室)
平成切手ソメイヨシノ63円は消費税が8%から10%となり、ハガキ額面が62円から63円になり発行された切手です。消費税が当面上がりそうもないため当分この切手は使用されるものと思われます。消印は東京オリンピックの臨時開設分室印ですが、パラリンピック開催初日のIBC/MPC分室の丸型印です。東京ビッグサイトに設置された国際放送センターとメインプレスセンターの分室です。
(局の変遷)
・2021年7月1日〜2021年9月8日
(局の変遷)
・2021年7月1日〜2021年9月8日
2022年02月17日
平成切手コブハクチョウ5円の分室局丸型印(大崎局NTT関東病院内分室)
前回ご紹介した平成切手ホトトギス3円と同じ理由で発行されたのが平成切手コブハクチョウ5円です。もともとベタ色なので色検知バーはないのですが従来の5円の数字を書体変更して発行されました。3円同様に5円切手も需要が多かった額面です。この切手も注文消しに多く使用されました。消印は大崎局NTT関東病院内分室の丸型印です。
(局の変遷)
・1959年10月1日〜1999年11月30日=大崎郵便局 関東逓信病院内分室
・1999年12月1日〜2014年6月28日=大崎郵便局 NTT関東病院内分
(局の変遷)
・1959年10月1日〜1999年11月30日=大崎郵便局 関東逓信病院内分室
・1999年12月1日〜2014年6月28日=大崎郵便局 NTT関東病院内分
2022年02月13日
平成切手ホトトギス3円の分室局丸型印(与那国局久部良分室)
平成22年頃に郵便物押印作業の機械化を進めるため、大型地域区分局へ設置して大量の郵便物を処理できるインクジェット式機械印の開発を進めていました。その過程で郵便物に貼ってある切手を読み取るため切手の上下に2本線を入れることになり発行された切手のひとつが、平成ホトトギス3円になります。従来の3円を改色して発行されましたが、正式な発売アナウンスはなく平成22年12月上旬に発行されています。3円で適応する郵便物はありませんが、第三種の重量便の増料金用として3円が必要でした。消印は与那国局久部良分室の丸型印です。この切手は注文消しでも多用されています。
(局の変遷)
・1956年2月4日〜2014年8月31日=与那国郵便局 久部良分室
・2014年9月1日〜=久部良簡易郵便局
(局の変遷)
・1956年2月4日〜2014年8月31日=与那国郵便局 久部良分室
・2014年9月1日〜=久部良簡易郵便局
2021年12月05日
平成切手コアウハナムグリ10円の分室局丸型印(西東京局保谷分室)
平成19年10月1日の郵政民営化に伴い前倒しでその準備が進められ、分室については「貯金・保険会社の支店が設けられる局は分室ではいけない」という規約に基づいて、保谷・福生・稲城若葉台・長野栗田・坂本・瀬田・北浜東・朝里の8分室が同年7月30日より普通局となりました。西東京局保谷分室もそのひとつですが、この局の消印は実逓ではほとんど見かけません。
(局の変遷)
・〜2004年3月28日=保谷郵便局(廃止)
・2004年3月29日〜2007年7月30日=西東京郵便局 保谷分室
(局の変遷)
・〜2004年3月28日=保谷郵便局(廃止)
・2004年3月29日〜2007年7月30日=西東京郵便局 保谷分室
2021年12月02日
平成切手ホトトギス3円の分室局丸型印(大崎局NTT関東病院内分室)
今回の切手も前回同様の目的で発行された切手の一つです。この切手は発行の発表もなく突然郵便局で現れています。5円と比較して3円の使用頻度が少ないため消印も少なく、満月印は同様に注文消しがほとんどになります。大崎局NTT関東病院内分室の丸型印で年号部にアンダーバーが入った窓口での消印です。
(局の変遷)
・1959年10月1日〜199911年11月30日=大崎郵便局 関東逓信病院内分室
・1999年12月1日〜2014年6月28日=大崎郵便局 NTT関東病院内分室
(局の変遷)
・1959年10月1日〜199911年11月30日=大崎郵便局 関東逓信病院内分室
・1999年12月1日〜2014年6月28日=大崎郵便局 NTT関東病院内分室
2021年11月28日
平成切手コブハクチョウ5円の分室局丸型印(麹町局東京逓信病院内分室)
平成22年頃に大量の郵便物を処理できるインクジェット式の機械印押印機を大型の区分局へ設置するため、郵便物の切手を貼った位置を読み取るため切手の上下にバーを入れた切手を6種類発行しました。そのひとつが平成コブハクチョウ5円ですが結局押印機の機能が向上しバーは必要がなくなりました。実逓での使用済みは少なく満月印は注文消しがほとんどです。消印は麹町局東京逓信病院内分室の丸型印です。
(局の変遷)
・1938年2月21日〜2014年7月26日
(局の変遷)
・1938年2月21日〜2014年7月26日
2021年10月24日
平成切手カワラナデシコ270円ペアの分室局丸型印(名古屋中央局第二豊田ビル内分室)
平成切手カワラナデシコ270円は平成6年1月に発行され、平成27年9月まで実に20年近く販売されていた切手です。発行目的は速達加貼り用と定形外150グラムまでの適合額面でしたが、ほとんどは速達用として使用されています。平成26年4月1日の郵便料金改正後で需要が無くなりました。消印はペアですので特殊料金の組み合わせで使用されたものと思われます。名古屋中央局第二豊田ビル内分室の丸型印です。
(局の変遷)
・1955年11月1日〜1973年12月9日=名古屋中央郵便局 豊田ビル内分室
・1973年12月10日〜2012年10月9日=名古屋中央郵便局 第二豊田ビル内分室
(局の変遷)
・1955年11月1日〜1973年12月9日=名古屋中央郵便局 豊田ビル内分室
・1973年12月10日〜2012年10月9日=名古屋中央郵便局 第二豊田ビル内分室
2021年10月07日
平成切手シオカラトンボ9円の分室局丸型印(D欄親局名入り東京中央局日比谷パークビル内分室)
今回の消印は前回のブログで紹介しました「親局がD欄に分室名がA欄に表記」された珍しい分室印のひとつ、東京中央局日比谷パークビル内分室の丸型印です。(9月2日に一度公開しましたが削除しました)
大阪中央局毎日ビル内分室の丸型印と異なるのは、分室名が長くD欄に収まらないという点です。毎日ビル内分室では櫛型印時代ではD欄に「毎日ビル」と入っている消印が使用されています。分室名を正式な名称で記載すると長くなるので省略して記載している分室印も実際にはあります。
例えば、名古屋中央局名古屋駅内分室ですがD欄には「駅内」のみ記載されています。また、D欄ではなくA欄にすべて表記されている櫛型印も使用されています。詳しくは下記の当ブログページをご参照ください。省略された消印についてはまたご紹介したいと思います。
(局の変遷)
・1952年4月1日〜1971年1月31日=東京中央郵便局 日活ビル内分室
・1971年2月1日〜2003年3月29日=東京中央郵便局 日比谷パークビル内分室
大阪中央局毎日ビル内分室の丸型印と異なるのは、分室名が長くD欄に収まらないという点です。毎日ビル内分室では櫛型印時代ではD欄に「毎日ビル」と入っている消印が使用されています。分室名を正式な名称で記載すると長くなるので省略して記載している分室印も実際にはあります。
例えば、名古屋中央局名古屋駅内分室ですがD欄には「駅内」のみ記載されています。また、D欄ではなくA欄にすべて表記されている櫛型印も使用されています。詳しくは下記の当ブログページをご参照ください。省略された消印についてはまたご紹介したいと思います。
(局の変遷)
・1952年4月1日〜1971年1月31日=東京中央郵便局 日活ビル内分室
・1971年2月1日〜2003年3月29日=東京中央郵便局 日比谷パークビル内分室