2020年08月10日
金魚35円のD欄分室名入り櫛型印(神戸中央局三宮分室)
35円金魚の発行枚数は約5億枚(日専より)ですが、主に書状速達や外信航空書状(第1地域宛=中国・台湾・香港・マカオ・朝鮮、グアム・ビルマ・マラヤ・フィルピン・タイ・アラスカ、2枚貼りで第3地域=アメリカ・ハワイ・カナダ・オーストラリア)に使用されましたが、ほとんどが第2地域宛で第1地域は少ないようです。前回の弥勒菩薩像茶同様に発行枚数が多いのですが今となっては難しくなります。また、当時の紙質が悪く目打ち欠けやオレスレなどが多く満足な使用済みは少ないと思います。消印は神戸中央局三宮分室のD欄分室名入り櫛型印で、おそらく速達用だったのでしょう。この分室は現在存在する三宮分室とはまったく別の分室です。
(局の変遷)
・1949年3月15日〜1958年9月26日
(局の変遷)
・1949年3月15日〜1958年9月26日