2020年08月06日
弥勒菩薩像50円茶田型の分室局櫛型印(大阪中央局高等裁判所内分室)
弥勒菩薩像50円茶の発行は昭和27年6月で昭和41年12月発行の弥勒菩薩像小豆まで実に15年近く発行されてきた切手です。それなりに多くの枚数が発行されていますが今となっては収集は難しいようです、発行目的は主に書留用ですが外信や小包などにも使用されています。従って使用済みで多いのは櫛型印ですが印面が暗いために中々判読できない消印が多いのです。今回の消印は昭和30年の大阪中央局高等裁判所内分室の櫛型印で、消印のかかり具合から別納であると推測できます。この分室は郵政民営化に伴い、「支店となる局は分室を持てない」という事情で北浜局の分室になっています。
(局の変遷)
・1929年4月21日〜1947年5月31日=大阪中央郵便局 控訴院内分室
・1947年6月1日〜2007年7月29日=大阪中央郵便局 高等裁判所内分室
・2007年7月30日〜=北浜郵便局 高等裁判所内分室
(局の変遷)
・1929年4月21日〜1947年5月31日=大阪中央郵便局 控訴院内分室
・1947年6月1日〜2007年7月29日=大阪中央郵便局 高等裁判所内分室
・2007年7月30日〜=北浜郵便局 高等裁判所内分室