2016年01月28日
五重塔航空切手30円の局名タテ書きローラー印
五重塔航空切手は、銭位が昭和26年10月25日に再開されました国内航空便に使用するために、昭和26年9月と12月に発行され、円位はその1年後の昭和27年から37年にかけて発行されています。特に円位は、第2次〜3次動植物国宝シリーズと同時代に発行され、現実的には航空便に使用されることは非常に少なかったため、普通切手として使用された消印が大多数でした。今回の30円は、昭和37年に円覚寺舎利殿30円が発行されるまでの消印は非常に多いです。今回の消印は広島局のタテ書きローラー印です。
・タテ書きローラー印
昭和33年、35年、36年に中国郵政局管内で使用された局名が縦書きにされた和文ローラー印です。和文ローラー印は昭和25年以降、原則横・左書きとなりましたが、郵政局の発注の段階で何かしらのミスがあり生まれたものだと思われます。
・タテ書きローラー印
昭和33年、35年、36年に中国郵政局管内で使用された局名が縦書きにされた和文ローラー印です。和文ローラー印は昭和25年以降、原則横・左書きとなりましたが、郵政局の発注の段階で何かしらのミスがあり生まれたものだと思われます。