2016年01月27日
大阪中央局の発光切手 旧キク15円
発光切手は1966年(昭和41年)7月18日に、旧金魚7円と旧キク15円の2種類が発行されました。この切手は、郵便の自動化を進めていた郵政省により、郵便物の切手位置を自動的に検知し消印する「自動取揃押印機」の切手検知方式として、燐光検知の開発を日本電気に依頼し、その実郵便物による実験を埼玉県の大宮郵便局で行うために発行されたものです。尚、旧15円切手はその後、売れ残りを昭和46年2月より青森県八戸市で売りさばかれたが、この八戸市内の局印は大変稀少なものです。消印については、埼玉県内のものは機械印は波消部が多く、データの判読できるものは櫛型印が大半です。ローラー印は晴海通常局などの別納を見かけますが、今回ご紹介する大阪中央局の和文ローラー印は県外使用の稀少なものです。消印の判読できるものは大切にしたいです。