2012年04月21日
トークンについて1
本日はトークンについての説明です。
まずは公式ルールブック バージョン 1.0 より引用です
モンスタートークンとは、カードの効果で生み出されたモンスターのことです。
カードではないのでデッキに入ることはなく、破壊されたら墓地に行かず除外もされずにデュエルから取り除かれてしまいます。
実際にフィールドへ出すときは、コインやカードプロテクターなど(攻撃・守備表示ができるものにしましょう)をトークンとしてモンスターカードゾーンに出してください。
トークンは、モンスターの5枚制限の1枚として数えられます。
また、表示形式は表側攻撃表示と表側守備表示のみです。
なお、トークンをエクシーズ素材とする事はできません。
以上が「トークン」についての説明となります。
エクシーズ素材にする事ができないとなっていますが、それはエクシーズ素材となるカードはエクシーズモンスターに重ねないといけないため、トークンはフィールド上から離れると消えてなくなってしまうためだと思われます。
しかし、昨日説明しましたシンクロ召喚の使用に関しては制限はないので、トークンを扱うことができるデッキであればレベルの調整にもってこいですね〜
ルールブックに載っているルール以外にも、「トークン」に関して覚えておくべきルールが存在します。
まずこれは↑にものっているのですが、「トークン」には裏側表示にすることができないため、対象を裏側表示に変更する「月の書」や「月読命」の効果の対象にすることができません。
「トークン」は基本的に「通常モンスター」として取り扱います。「トークン」に効果が付与されている場合でも「通常モンスター」として取り扱うので注意が必要となります。
フィールド上から離れる場合ゲームから取り除かれますが、これは遊戯王で言われている一般的な「ゲームからの除外」とは別ものの処理となります。完全にゲームから消えてなくなるといった表現が正しいでしょうか。
最後に重要なのですが、「トークン」はコストとして墓地に送る事ができません。これは墓地に送る前にフィールド上から離れることによって「トークン」が消えてなくなってしまうためです。コストとして手札、デッキに戻すこともできないのですが、コストとしてゲームから除外する事は可能です。
また例外的に先ほどから度々陳述している「シンクロ召喚」のコストとして墓地に送ることは可能となっています。これは「トークン」をアドバンス召喚等のリリース素材にすることができるという観点からも同様です。
補足ですが「カードの効果」で墓地に送る、手札に戻す、デッキに戻すことは可能となっています。
本日は以上になります。