2012年04月05日
カード考察 第16回 「No.16 色の支配者ショック・ルーラー」
「No.16 色の支配者ショック・ルーラー」ランク4 光属性 天使族
攻撃力2300 守備力1600
レベル4モンスター×3:
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、カードの種類(モンスター・魔法・罠)を宣言して発動できる。次の相手ターン終了時まで、宣言した種類のカードをお互いに発動できない。
本日はカード考察第16回目という事で、「16」と名のつくこのカードを考察したいと思います。
このカードもまた前回と同じく「No.(ナンバーズ)」と名のつくカードとなっていますね。
ランク4モンスターなのですが素材が3体とやや重めのモンスターです。
素材3体にしてはステータスは若干低めでありますが、効果の方はと言いますと・・・
エクシーズ素材を取り除く事によって1ターンに一度だけ、カードの種類(モンスター・魔法・罠)を宣言し、その種類のカードを次の相手のターン終了時までお互いに発動する事をできなくするという超強力なルール干渉効果を持っているんですね!
(ここでいうテキストのモンスターとはモンスターの効果の事を指しています)
この手のカードは「王宮のお触れ」や「スキルドレイン」の制圧力を体感した事があれば、どれほど強力でやっかいなカードであるかは容易に想像できる事でしょう。
それをこのカードは時と状況によってその制圧するカードの種類を宣言する事ができるんです。
例えばですが、自分が罠カードを大量に伏せている状況であればモンスターや魔法を宣言そ、その状況であればその罠カード達によってこのカードを守ってやることもできるはずです。
自分の手札が魔法カードが多めだったりした時には、今度は罠を宣言してやれば安全に他のモンスター達を召喚したり、攻撃宣言を行ったりする事ができますね。
昨今の環境ではモンスターの効果による除去が蔓延しているのでモンスターを宣言するだけでも相手の行動を充分制限できるのではないかと考えられます。
「代償ガジェ」と呼ばれるデッキだと、「ガジェット」達と「血の代償」のコンボが決まれば容易にこのカードを3体展開できるので結果的に見れば相手だけほぼロックする事ができ、その状況であれば1キルの成功率も非常に高まっているのではないかと考えられます。
個人的な感想ですが、このカードは「No.」と名のつくモンスターに恥じない効果を持っていましたね〜
本日は以上になります。