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2017年12月06日

日本人のルーツを探る(12)

さて、古事記と日本書紀に戻りましょう。

この2つにも、神様の記載があります。
しかし、何故か「別天神五柱」は古事記にはありますが、
日本書紀にはありません。

その後の「神世七代」からは、どちらにも記載がありま
す。

これまで、私は日本書紀は嘘つきだとか、ごまかしてる
とか、散々に批判して来ましたが、ここは、日本書紀の
お蔭で明らかになる部分ではないかと思っています。

つまり、日本書紀は日本紀なのです。日本の中で起きた
ことが書いてあるのです。

その視点で見ると、「国常立尊=命」(くにのとこたち
のみこと)が、日本の国を形作る第1人者であったとい
うことを示しているのでしょう。

もちろん、それ以前から、縄文人が暮らし、平和で安定
的な社会を築いていたことは間違いないでしょうが、
国常立尊を始めとする弥生人たちが大陸から文明を持ち
込み、稲作を広め、縄文人たちと融合し、彼らに富を与
えたということです。

当時の人口割合からいって、およそ30%にも上る大量
の人々の流入があったに違いありません。

もう一つ分かることは、古事記と日本書紀は「神世七代」
についても若干の相違を示しています。

同じ7代でも、その内容が違うのです。

私は、これを立場の相違から来る違いではないかと考え
ました。

古事記は奴国系、日本書紀は日向系ですから(下記表の
黄色が日向系、薄赤が奴国系)。

しかも、当時の約束で、男王は日向から、女王は奴国か
ら出すという暗黙の了解があったのではないかと考えま
した。

古事記4代目の「角杙神」(つのぐいかみ)は男性にも
拘わらず奴国系出身者であったため、日本書紀から外さ
れたのではないかと考えています。

神世七代.png

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