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2018年01月15日

地つ巻 第10帖

何事も方便と申して自分勝手なことばかり申しているが、方便と申すものΘの国には無いのざぞ。
まことがことぞ、まのことぞ、言霊ぞ。
これまでは方便と申して逃げられたが、もはや逃げること出来ないぞ、方便の人々、早う心洗いてくれよ、方便の世は済みたのざぞ、今でも仏の世と思うているとビックリが出るぞ、Θの国、元のΘがスッカリ現われて富士の高嶺から天地(あめつち)へ祝詞するぞ、岩戸閉める御役になるなよ。
九月二十日、ひつ九のか三。


言霊が存在する限り、方便も嘘はうそということのようです。
「まことがことぞ、まのことぞ」ということですから、誠が真の言だということです。
以前、「九十(こと)に気づけよ」という九十を「古都・京都」であると申しましたが、「誠」に気づけよという意味だったかもしれません。いずれにせよ、神の言葉はたくさんの意味を持つということもありますから、その全てかもしれません。

「今でも仏の世と思うているとビックリが出るぞ」
日本人には仏教が深く根付いています。先祖を敬う行為自体も何ら悪いわけではないと思います。
ただ、最終的に「神上がり」することを目指しているわけですから、「仏(菩薩=修業中の身)になる」より上位のことを言っているのかもしれません(菩薩が生まれ変わり修業することにより完成する)。
末法の世を救うといわれている弥勒菩薩も「菩薩」ですからね。

「岩戸閉める御役になるなよ。」
以前、「岩戸開ける役」と「岩戸閉める役」があるという話が出て来ました。
その時は、「悪魔」を封印する役だと思っていましたが、それはどうやら、「悪魔」を身に入れたまま獣になるか灰になる役ということのようです。

ミロクの仕組は、身録(記録・録音の録)した者の選別なのかもしれません。
私たちも「排除」(笑)されないよう気をつけましょう。


posted by mydears at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 地つ巻
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