ねこ喫茶「ケイシー」自宅部

今朝6時40分頃、猫トイレの掃除を終えて外から裏口ドアに戻る時、玄関より向こうから、なぜか現れたジロタンを発見。玄関は鍵が掛かって閉まったままだったので、ワイが外へ出た裏口ドアからかと思って、すぐに小走りで向かうと、なぜかしっかりと閉まったままだった。

すぐに家の中に入り、ジロタンがどこから外へ脱走したのか全ての戸を探し出したのだが、二回も念を入れてチェックしたにもかかわらず、全ての戸は閉まっていて、突っ張り棒はどこも外れてなかった。これが完璧に出口が分からないケースで、多分これが二回目で、８月に入って毎日のように何度も脱走されたことがあったが、あの時以来だろう。

あの時は、二階奥の押し入れの扉がずっと開け放しだったので、そこがのび太の机の引き出しみたいに出口になっていたのでは？ということにした。今回はそれもしっかり閉まっていた。今回唯一有り得るとすれば、ワイが裏口ドアを開けて外に出た後、ジロタンもどうにかドアを開けて、そのドアをちゃんと閉めてからワイの前に現れたみたいな。ジロタンの脱走後、ドアが閉まっていたので、シロタンもしっかり家の中にいた。

それか、ジロタンが開けっ放しにしたドアを誰かが閉めたとか。無風だったので、強風で閉まったとは思えない。おばあちゃんはずっと茶の間でテレビで無関係。もしや、ジロタンが透明化した裏口ドアをスルーしたとか。それくらいでないと、もうどこから外へ出たのか分からないのだ。もしジロタンが見つけた秘密の抜け穴から出たのなら、また好きな時にいつでも出られるだろうから、そのときその存在が予想されるだろう。

お昼前の11時40分、たまたま外へ出たら、ジロタンが「ニャ〜ニャ〜」とうるさく鳴きながら近づいてきて、まるで家の中へ戻りたがっているようだった。確かに雨上がりの寒い曇り空で、外にいても特に面白くなさそうではあった。でも慎重派のジロタン、外にいるワイを信用してないので、外から縁側を開けても素直に中に入ろうとせず、わざわざ中に戻ったワイが縁側のサッシを開けてやったら、やっと中に戻ったという面倒な猫。

その後、全然外へ出ないで家の中にいるので、ジロタンに秘密の抜け穴はないようだ。8月に同じようなことがあった時も、それがあったなら毎日外に自由に出られただろうが、そうならなかったので、きっとないはずで、突然それが現れたり塞がったりするのかも。