6/2に追肥しに行って以来の畑だったが、どこにジャガイモの畝があるのか全く分からなかった。その追肥の時も、すでに辺りの雑草に取り囲まれていて、どこにジャガイモを植えたのか全然分からなかったほど。今日はそれ以上で、ジャガイモは既に枯れ果て、ジャガイモ畑は雑草に覆われ、完全に周りの雑草と同化しており、どこか分からなくて当然だった。
3時間近く掛けて、2キロ分の種イモを植え付けた畑を掘ったが、イモを掘るだけならこんなに時間は掛らなかったのだが、今後のことも考え、土の中のカヤやスギナなどの根っこもいちいち除去しながらだったので、余計に時間が掛かってしまった。長い根っこを引っ張る時、廃車からハーネス(ケーブル)を引っ張るみたいな気分になった。あの豪雨の直後の割にはジャガイモの表面はさっぱりとしていた。ところが、自分のヤッケは泥だらけで、この間、スライサーで切ってしまった親指の爪の中に泥が入り込んでいた。
右手で土中のイモを掘りあてるので、どうしても右手の指先を多用するので、途中でゴム手袋が破けてしまったのだ。ジャガイモ畑を取り囲むように、背丈80センチ近いカヤが畑ギリギリまで迫っていた。これではどこにジャガイモ畑があるのか分からなくて当然だ。庭のジャガイモは雨不足で葉っぱの成長が足らず、去年よりも大分収量が減ったし、こちらは全然手入れをせず、雑草が伸び放題だったので、庭よりも収量は期待できなかったのに、予想外に大きなジャガイモが取れた。
畑のジャガイモも庭のジャガイモと同じくらい肥料を与えているには、全然違った。やっぱり「ムーミン谷」は日当たりが悪いけれど、こちらの畑は朝から晩まで日当たりが良いせいかも。でもその反対に今年のような雨不足には影響が出やすい。逆に雨が多くても、この畑は北上川の増水の影響を受けやすいので、冠水しやすく収穫前のイモはダメージを受けてしまう。
6年間耕作放棄して畑を休ませてあったし、北上川の洪水のたびに肥料が勝手に撒かれるようなものであり、予想外に肥料分が豊富だったようだ。ただ、余り期待してなかったので、追肥以降も放置していたので、すでに庭よりも早くイモが枯れていることに気付かず、土の上に雨でイモが露出した結果、害虫にかなりのイモを食われてしまったのが多少残念だった。
もう最後は全身泥だらけで、袋の詰めたイモを車に全部運んで、泥で重くなったスコップを田んぼの水で洗い終わった時、急にスコールのような雨が降ってきた。今回のイモ掘りは、大雨直後で泥だらけになったものの、最後には雨にも当たらずラッキーだった。これが少しでも残して帰ると、また同じ装備を用意して、また来なければならないので二度手間で、当日中に全部終われて本当にラッキーだった。
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