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2021年02月20日

猫用の寝床の暖房

18:30
当家にいる猫三匹の寝床は、現在は冬なので茶の間のコタツの中だ。冬以外は座敷の段ボールの上に敷かれた座布団の上だったりバラバラだったが、さすがに寒くなると少しでも温かな場所を求めて移動する。一番寒い頃だと、布団の中に潜り込んでくるのが常だった。

冬になってからは当初、猫のために、古い40年以上前のナショナルの電気毛布をコタツ内に敷いていたのだが、この間、茶の間の掃除のとき、その電気毛布をバタバタと埃を払ったのが良くなかったのか、断線したのか突然温かくならなくなってしまった。既に真冬でもあり、暖房なしのコタツの中で猫三匹で団子になって寝るには寒すぎた。

そこで、アマゾンで見つけた電気マットを急きょ購入した。三千円位して、三匹もいるので、少し大きめの40センチ×60センチのサイズを選んだのだが、届いてみるとそれでもやっぱり小さい感じがした。今まで電気毛布だったので、好きなだけ広げられたのと違って、あまりに狭かった。

それでも買ってしまった以上、当分はこれで行こうと思ったのではあるが、一番想定外だったのが、電気毛布と違って、一晩中温かくないことだ。というのも、余計なことに使用開始から安全装置が働いて3時間で自動的に電源オフになってしまうのだ。よく見たら、他のどれもその機能付きだった。

電気毛布はそんな余計な機能はないのに、なぜに電気マットだけ安全装置が働くのだろうか不思議だが、ほぼその機能が付いている。お陰で、夜中に3時間おきに起きて、電気マットのスイッチを入れ直さなければならなくなった。そのことが気になって、当初よく夜中に目が覚めては、のこのこ布団から出てスイッチを入れ直しては、ついでに用を足したりしたので、体が冷えて以降寝られなくなったりもした。

だんだんこちらも目が覚めなくなり、夜中の12時に電源オフになってもそのままになった。すると、暖房が切れて寒くなった猫らが次々に、当方の布団に入れてくれと来るようになって目が覚めた。弟猫の炭二郎は当方の髪を舐めてきて気付く。母猫は布団の中に入ると、すぐ方向転換して当方の二の腕か肩に、アゴと前足を載せるのが好きみたいで、常に重くてしょうがない。だんだん血行が悪くなり腕が痺れてくるのは毎度のことだ。

電気マットが届くまでは、コタツに24時間タイマーを介して、3時間コタツをオンにしたら、1時間オフにするという安全対策を施していた。2、3日はそれで通したが、その方が猫らには温かかっただろう。来年の冬には、一番安い電気毛布を買ってコタツ内に敷くつもりだ。心配なのは猫が電気毛布を噛んだりすることだが、犬と違って特にそうゆうことはなかった。但しこの間、コタツ下に敷いてあるカーペットを齧って、大きな穴を開けてる「前科」が発生してるので注意はしたい。

現在その穴の開いた箇所の上にダイソーで200円で買ってきた、ふさふさの足マットを敷いて穴隠しをしている。人間は布団が薄かったりすると、すぐ鼻水など風邪を引いたりするものだが、猫は寝床が寒かったら、それなりに温かい場所へ移動するなどして、自分なりの寒さ対策をするようで、うちの猫はこの冬、くしゃみや鼻水など垂らした所を見たことがない。


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