二匹がどこから逃げたのか分からなかったが、そこへ向かう途中、茶の間のテレビの後ろのサッシ戸が１０センチ程開いているのを目撃。そこはいつもジロタンの「監視対象」になっていて、いつも戸が開くかどうか確認を欠かさないので、昨日はたまたま内鍵が掛かってなかったようだ。そこからジロタンが戸を開けて外へ出て、ミネちゃんも追随したらしい。シロタンだけ家の中に取り残されていた。
それでも、こちらには取っておきの「秘密兵器」があるので余裕。二匹が玄関外でたむろしていたので、玄関を開けて猫缶のフタをスプーンで数回叩いたら、速攻で二匹とも次々と家の中へと飛び込んできた。やっぱり案外単純。そのまま猫缶はご褒美として三匹に分け与えた。
その日の午前中は小雨が降っていて、どこで見つけたのか知らないが、おいらはこの家に６０年住んでいるけれど、一度たりとも庭にいるモグラを見たことがない。モグラを見たことがあるのは、飼い猫が捕まえてきた動かないモグラだけだ。飼い猫の脱走防止に力を入れているのは、これらの野生動物を無駄に殺生させたくないのもある。
夕方、猫トイレの掃除に外から縁側に向かうと、縁側前にあのモグラがコロリと横たわっていた。さっきジロタンの身柄を確保しようとした時は、きっとジロタンがこのモグラを口にくわえたまま縁の下に潜ったようで姿がなかった。ともかく、ジロタンにしてみれば、おいらに捕まえた獲物を見せたくて褒めて貰いたくて、わざわざ縁側前に持ってきて、あえて縁側の外に置いてきたわけだから、そんなジロタンを叱るわけにもいかず、ジロタンが縁側前に置いた二匹目のモグラも黙って葬った。
猫日記より(2020.10.18)
白紙で記述なし。
この日も白紙なので、翌日の１０/１９分の日記が長いので、前半部分を前倒して書いておきたい。
猫日記より(2020.10.19)
ジロタンの初めての手術の絶食の朝、餌は前夜寝る前に与えてから、今朝はジロタンにだけ水容器も隠す。カメキチ先輩のフンをスポイトで吸って庭に吹き飛ばそうとしてサッシを開けたら、網戸だと思っていたのに網戸がなくて、そこからシロタン、ジロタンと外へ飛び出して行ったが、庭の草を齧っていたり呑気にしていてすぐに捕まった。メスのミッチー、クロヨンではこうはいかない。
その後、階段を上ろうとしたら、菊の葉っぱを食った猫（シロタンと当時分からず）が吐いた胃液があって、これもまた掃除してから二階に向かったりして、本当に今朝は嫌になった。絶食なのになぜかいつも以上に（ジロタンが）暴れているのはなぜ。手術を予約した動物病院に行く前、縁側に黄色い液体と、座敷にも空腹で吐いた跡あり。
