当家の庭は今、枯れすすき状態に変化しつつある。うちのおばあちゃんにあんなにうざったがられるほど隆盛を極めた朝顔は、もはや見る影もなく、今や南洋の島々で錆びて朽ち果てた戦時中の沈没船のような状態にも見える。百日草も今月の初旬に百日目を越えると、名前の通りに、あんなに鮮やかに咲いていた花も茶色に変色し出した。
今年の百日草もポットに種撒きして、ある程度育ってから庭に植えたのだが、今年は予想外のマイマイの大発生で食害に遭い続け、葉っぱがそのフンで黒く点々と汚れが目立つほどだった。当初は水スプレーで汚れ落としをしたり、マイマイを人力で一日三回も取り除いたりしていたが、それが余りに酷く、まるでマイマイが次から次へと湧いてくる状態に人力では手に負えなくなり、百日草やネギ苗などを遮光網で四方を囲い、マイマイの侵入を防いでから、どうにか持ち直した。
今年は7月に、ジャガイモを収穫したばかりの跡地に百日草の苗を植えたこともあり、肥料分が豊富だったせいか、去年の背丈は60センチ程だったのに対し、今年は倍以上の140センチくらいまで伸びた。しかも、いっぱい株分かれしたので、次から次へと花が咲き出しては途切れることがなく、三か月間十分過ぎるくらい庭を彩ってくれた。
ちょっとだけ残念な点は、去年はキャットニップの種のオマケで貰った百日草の種を初めて撒いて、いろいろな色の花が咲いて豪華絢爛だったけれど、今年は手軽に手に入るダイソーの種だったので、ほぼピンク一色で、たまに白が咲いたりした程度だったので、来年はまたいろいろな色の花が咲くような種を用意したいと思う。
猫日記より(2021.11.18)
午後5時、シロタンがボックス内の煮干しを座布団の上で食い散らかしていた。
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