ジロタンは玄関の引き戸を器用に前足で開けて外へでるという脱走手法が分かっているので、その引き戸に手を掛ける辺りに近づけないようにトゲトゲマットを置くことにした。何でこんな簡単なことが3年間気づかなかったのだろうかと不思議なくらい単純な方法だ。これが人間の足の裏でもかなり痛いくらいなので、誤って鈍臭いシロタンがこの上を歩いてしまった時は、結構痛そうな顔をしていたので、ジロタンにも効果あるだろうと思った。
ところが今朝のこと、ほぼ自信満々でトゲトゲマットを玄関引き戸の右端に置いてみた所、最初は警戒して臭いを噛んだりしていたジロタンだったが、ちょっとその上に足を置いてみて、どんな具合か確かめているようだったけれど、忍者が撒いた(画鋲みたいな)マキビシを素足で踏んだかのような痛さではないことは確かだった。
ともかくこれで外へは脱走できまいと、余裕で玄関の鍵を外していたら、まんまとすぐにジロタンに脱走されてしまった。ワイとしてはまさか玄関からとは思えず、縁側とか開いてないか調べたが、やはりまさかの脱走対策をしたばかりの引き戸が少し開いていて、ジロタンには大して効果がなかったようだ。
よく行者様が、わざと火の上をゆっくり歩いて渡るような修行をするけれど、ジロタンもその手の修行なら全然大丈夫そうな、生まれながら頑丈な足の裏の持ち主だと思われる。午後2時、今日は陽気が良かったせいで少し遅めのジロタン様のお帰りとなった。
実は今朝は結構寒かったので、すぐに戻ってくるかもと思ったのだが、案外しぶとく家の周りをウロウロして外の空気を楽しんでいるようで、何度呼んでも家の中へは入って来なかった。
猫日記より(2021.11.16)
裏口のドアが開いているのを午後2時発見。12時半には閉まっていた。ミネちゃん以外二匹が脱走。午後5時、シロタン縁側前にいて中に入れる。午後6時、お便所で猫の声が外から聞こえ、玄関開けたら慌ててジロタンが入ってくる。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image