ここ最近のヘタレっぷりに嫌気がさして、つい昨日の朝まで早々に冬眠しようかと思っていたのだけれど、夜になると翻意。
このまま終わるのはあまりに寂しいシーズン幕切れ。
やはり、少しでもいいイメージで終わりたい。
最近具合のよくない沖の根回りを諦めて、近場で小物やシーバスを狙うことも考えたけれど、やはり釣りたい魚は食べたい魚!ヒラメ以外なし!と決意。
幸い、天気予報は北風1〜2m、ウネリもなさそう。
ということで、日の出より早い5:40分頃、海岸に到着し、まだ薄暗い中、愛艇ホビーカヤックレボリューション13に乗り込んだ。
そして、一目散に足漕ぎして日が昇るタイミングで目的地の水深30m根回りに到着。
乗合船がいないことを願ったけれど、こちらが到着するのとほぼ同じタイミングで一隻到着。
船頭からはコマセ撒きまくりの指示が出ている。
まだ一隻、コマセの効き始めるまでが勝負だと思い、根の周りでジグサビキのショットガンをひたすら投下。
しかし、魚群探知機(ホンデックス PS-611CN)の画面に映る小魚の反応は相変わらず少ない。
そうこうするうちに、どんどん乗合船が集まってきてあっという間に4〜5隻の船団ができあがる。
コマセの臭いとエンジン音が徐々にこらえられなくなってくる。
こりゃ今日もダメかな、と思いながら落としたジグサビキのショットガンだったのだけれど、ボトム着底時に何かが食いついた感覚。
最近のバラシの反省から、オリャっと激しく合わせを食らわせてからファイト開始・・・と思ったのだけれど、相手はほとんど引かない。重量感と時折、グイっと手ごたえがあるので魚なのは間違いないけれど、ヒラメではない感じ。
そして、釣れた魚は、30センチ強のオニカサゴ。
※ヒットルアーは(ジャクソン ギャロップ 40G)
このポイントで釣れたのは初めて。
美味しいんだよなぁ、と久々にちょっと嬉しい。
これは幸先がいいぞ、と引き続きジグサビキのショットガンでエサとなる小魚も狙うけれど、釣れない。
前回同様、アジの寄る根に移動して調達してこようにも、その根のほぼ上に、乗合船が張り付いて動かない。
仕方なく、他のポイントでジギングするけれど、何も釣れない。
そして、気が付けば10隻を超える遊漁船が2つの大きな船団を形成し、辺りはエンジン音と船頭のアナウンスの声、コマセの臭いでとてもストレスフルな環境に・・・(決して乗合船が悪いことをしてるといってるわけではなく、日頃、閑散とした環境でノンビリしているのと随分違っちゃったなぁ、というだけ)
大好きなカヤックフィッシングでストレスをためるのも馬鹿馬鹿しいので、このポイントとは早々にお別れすることにした。
8時頃で、どうせ、ここから大きな釣果は望めない。
それならばとカヤックフィッシングでは過去2度ほど行ったことがあるけれど、遠くて嫌になっちゃっていた森戸海岸沖にポイント探し&クルージング気分で行ってみることにした。
結構距離があったけれど、30分ほどの足漕ぎで到着。
到着してみると、そこはカヤックフィッシャーと手漕ぎボートがワンサカいて、これまた日頃の自分がカヤックフィッシングしている環境との違いがスゴイ。
しばし、風景写真の撮影をしながら根を探して移動。
根はそこかしこに点在しているけれど、小魚の反応はマバラ。
ジグサビキのショットガンを落としても何も釣れても来ない。
まぁ、美味しいオニカサゴを釣ることができたから、「食べたい魚を釣る!」は一応達成したこととするかな、ということで10時頃納竿。
帰りは5〜6kmの距離を1時間ほどの足漕ぎで結構ヘロヘロになりながら帰還した。
今年、乗れてもあと1回くらいかなぁ・・・一年は本当に早い。
ちなみに、オニカサゴはやっぱり旨かった!
タグ:オニカサゴ
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。。。そうですよね。はるばる水平線まで一人で漕いできて、ポツン感がたまらなく良いんですよね!自分も最近、沖に溜まっている大船団を見てげんなりしちゃっています。。。今年はシーバスを本格的に狙いたいと思っています。また海で会ったらよろしくお願いします。