狙いはただ一つ、逃がしたヒラメ(思い込みで根拠なし。)へのリベンジ。
寒さも徐々に厳しくなってきていて、パドリングジャケットの中に薄いダウンジャケットを着こみ、朝6時前に海岸へ。
愛艇ホビーカヤックレボリューション13に乗り込み、今回も一直線に沖の根に向かって足こぎ。
目的地に到着すると、やはり既にイナダ五目の遊漁船が一隻。
いつもの根回りで魚群探知機に現れる小魚の反応を探すけれど、やはり反応は少ない。
しばらくジグサビキのショットガンで餌となるイワシなどの捕獲を試みるけれど、全く釣れない。
仕方ないので、先日同様、近くのアジの多い根回りに移動して、小さいサビキでショットガン。
何とか小アジ5匹、子イサキ2匹を捕獲して、ヒラメ実績ポイントに戻る。
このあたりになると、辺りは10隻近い遊漁船が密集して、エンジン音がやかましく、コマセ臭い。
普段の快適な沖の環境とは程遠いけれど、仕方ない。
まずは水深27mの根際でアジを泳がせ仕掛けにセットして投下。
すぐに水深が28mになったので、底を取り直そうとロッドを持って、リールを巻くと、グイッっと魚の手応え!咥えてる!
そのままヒットに持ち込めるかとロッドをゆっくり立てると、離してしまったようで、軽くなってしまったので、慌てて再度仕掛けを下ろす。
すると、直ぐに食い直したようで、ロッドを少し立ててみると、またもグイッと手応え。戻ってきた!
子の食べ方、間違いなくヒラメ。
ここでもう一度じっくり食い込ませるべきだったのに、ロッドを少し立ててきても重量感が続いたので、丸呑みしたかも、と合わせを食らわせようとロッドを立てると・・・
あぁ、離した・・・
慌ててもう一度下ろすも、時すでに遅し。
仕掛けを上げてみると、アジだけ持っていかれてしまっていた。
前回に続き、またしてもチャンスを逃してしまった・・・
こうしょっちゅうだと、もはや狼少年ならぬ狼中年。
今回は逃がした魚はデカイと言うほどの感触もないけれど、逃がしたチャンスの大きさは間違いない。
その後、残りの活き餌を使い、昼前まで粘ったけれど、釣果を上げることはできなかった。
徐々に寒さも厳しくなり、いつがシーズン最後になってもいいように、大型ヒラメを仕留めることだけを考えて臨んだけれど、無惨に散ってしまった。
そんな傷心を嘲笑うかのように海岸に到着すると、そこは過去最悪の大波。
朝も少しウネリがあったものの、チラ見したサーファー用の波予報で徐々に小さくなる、みたいなことが書いてあったので平気だろうとたかをくくっていた。
これはもう絶対に沈するレベルだと思われたので、海岸に近づく前に荷物をロストしないようまとめたり、収納したりして、早めに手濃きパドリングに切り替え。
集中して手こぎ時代に培った技術を全て出すつもりで行くしかない、と腹を決めて有波の中に突入。
後ろからくる大波に押されないようにパドリングで凌いだのが何回続いたか分からない。
2回位はカヤックが傾いて「沈する」と思った瞬間があったけれど、幸い、沈することなく波打ち際まで到達。
最後は初めて体験するレベルの波乗り状態で、左右交互にパドルを差してバランスを取りながらのゴール。
色んな意味で疲れはてたカヤックフィッシングとなった。
今シーズン、もうワンチャンスあるといいけど、今は燃え尽きた感があるなぁ・・・
そういえば、逗子沖にこの海では滅多に見かけない大きさのフェリーみたいな船が停泊してたけど、あれは何だったんだろ?
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こんにちは。レス遅くなりすみません。
振動子、うまくいって良かったです。
本当に毎年乗れる日数が減ってきてる印象で、ストレスたまりますねぇ。
ロシアの大富豪の船とは驚きました。フラりと遊びに来てるンですかね〜、羨ましい!
レボ13への振動子取付でコメントさせて頂いたkeita88です(・∀・)
おかげさまで取付うまくいきましたd('∀'*)ありがとうございます!
釣り方は違いますが私も先日2度切られて悔しい思いをしました( ノД`)しばらくは天候も悪く出艇出来そうにないのでストレスが溜まりそうです...
写真の船は「A」という船です!!ロシアの大富豪が作った船のようですよ(・∀・)福岡でも時々停泊しているのを見かけますよ〜
確かにマハタは釣れませんね。アカハタに変わった印象です。5-6年前は大きなサバも釣れてましたが、最近はほとんど釣れない気がしますし、イナダ、カンパチが増えて、夏のシイラは一時期ほどいないような・・・この変化が自然との遊びの醍醐味ですね。
そういえば今年はマハタの姿が全く見えないですね。。。
去年はマハタがかなり釣れた気がします。
それにしても釣り船の量半端ないですね。せっかく沖まで出ても、後からやってきた船のコマセに誘われて餌の魚もイナダも行ってしまうのが切ないです。