日の出時刻４：46分、天文薄明の約30分前、とはいかないけれど、4：30には海岸到着。
愛艇ホビーカヤックレボリューション13に乗り込んだ。
今日の狙いはカタクチイワシ泳がせ釣りでのヒラメとカサゴ（びっくりするけどこれホント）。
とはいうものの、まずは日が昇り切るまでは湾内で
【シーバス用タックル】
・ロッド TENRYUオフショアライト 6フィート
・リール シマノツインパワー4000HGの98モデル
・ライン
バイブレーションをキャストし続けると、２回あたりがあったけれど、フッキングしない。
あまりにも同じようなアタリとフッキングミスに、もしかしてアタリじゃないのか、と疑うけれど、とくにぶつかるものもない中層なので、シーバスしかないと思うんだけど・・・
３０分ほど粘ったけれど今回はシーバスの顔を拝めず。
日が昇ったのでカタクチイワシの集まってそうな沖に向かう。
が・・・・少し沖に出てびっくり！
浅いところも少し水中に浮遊物が多かったのだけれど、水深７〜８ｍあたりからは本格的な赤潮。
まさしくトマトジュース状態。
潮目周辺がとくにひどいのだけれど、潮目周辺にはカタクチイワシの群れも集まっている。
仕方なく、トマトの少し薄い水深１３ｍくらいまで行ってから、カタクチイワシをショットガン（
【ショットガン用タックル】
・ロッド TENRYU オフショアライト デルソル 6ft
・リール
・ライン
ポツポツとそこそこの型のカタクチイワシが釣れるので、すぐに泳がせ釣りを開始。
魚群探知機にはひっきりなしにカタクチイワシの群れが映っている。
しかし、泳がせ釣りのロッドにはまったくアタリがない。
ここ数回、カタクチイワシを泳がせて、アタリがあったためしがない。
昨年まではヒラメやカサゴの実績が十分にあるエリア。１時間近くもイワシを泳がせていて、何の反応もないなんて考えられない。
これは、このエリアに根魚がいないとしか思えない。
安全を考えるとあまり沖には行きたくないのだけれど、仕方ない、釣れたカタクチイワシを活かしながら水深２５ｍの根回りで泳がせ釣りをしに行くことにした。
海はこれ以上ないべた凪無風状態。空と海と富士山と、絶景の中を愛艇ホビーカヤックで漕ぎ進む。
目的のポイントに到着すると
とりあえず、泳がせ釣りの仕掛けにカタクチイワシをセットして水深２５ｍに投下。
底をとってロッドホルダーにセットしてショットガンを投下すると、イワシの群れを通過して、海底付近のまばらな反応のエリアに到達。
すると、イワシとは違う鋭いあたりと引き。釣れて来たのは小型ながらアジ。
これは嬉しい、とすぐに再投下して、アジを３匹ほど釣ったとき、ふと泳がせ釣りのロッドを見ると、根掛かり？という感じにしなってる。
でもグングンと引っ張られているので、何かが食いついたとわかり、慌ててファイト開始。
久々の根魚の重量感を楽しみ、釣りあがったのはヒラメ。３０cmほどの食べごろサイズ。
すぐに〆てクーラーに入れて、再度カタクチイワシをセットした泳がせ釣り仕掛けを投下。
先ほど途中になったアジ捕獲を再開、と思ってショットガンを２回ほど投下して、巻き上げていると、右手からゴンゴンという音。
まさか、と思ったらもう泳がせ釣りのロッドが暴れてる。
おーーー、アジを釣る暇がない連チャン！
今回も前回の劣らぬ重量感だけど、ヒラメとは違ってバタバタした感じはない。
そして、釣れて来たのは、懐かしのカサゴ。ずいぶん久しぶり。しかも25cmくらいのこれまた食べごろサイズ。煮つけに見える。
そして、またまたカタクチイワシをセットして泳がせ釣り仕掛けを投下。
アジの反応から外れてしまったので、仕掛けを入れたまま小移動しようと漕ぎ始めると、入れたばかりのロッドがしなってる！
根掛かりかと思うけれど、グイグイと引き込まれてる・・・
もう釣れたの？と引き始めるけれど、これは重たい。
間違いなく大物の引き。
グイグイバタバタと引く感じがいかにもヒラメ。
かなり慎重にやりとりして、ようやく浮かんできたのは５０ｃｍ近いヒラメ。
この連チャン何？
と驚くほどの衝撃的な連チャン。
これがまだ続くとクーラーがいっぱいになっちゃう、と心配しながらその後も泳がせ釣りをするけれど、パッたりと泳がせ釣りへの反応はストップ。
移動しながらアジとイワシを拾い釣りして、８時過ぎに納竿。
べた凪の海をご機嫌にラジオを聴きながら、ノンビリ足漕ぎして、９時頃に海岸上陸。
結局、ヒラメ２匹、カサゴ１匹、アジ９匹（おまけでカタクチイワシ約30匹）の釣果
こういう日があるからカヤックフィッシングは止められないな〜
ということで、シーバスに始まり、ヒラメ＆カサゴで閉める、いいゴールデンウィークになった。
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