台風の影響が心配だったけど、幸い影響が少なく、カヤックフィッシングで締めくくる事ができた。
海岸に着いたのはまだ薄暗い4時半頃。
KKFCメンバーのカヤックはまだ浮いてない模様。少し周期の長い波だけれど、高さはさほどない。それより、予報では3m程度の北風が、東寄りから強く吹いている。4-5mはありそう。
まぁ、強まるようなら近場でのカヤックフィッシングにとどめるつもりで、カヤックに乗り込む。
波の影響のないところまでパドリングしてからミラージュドライブを装着。
まずは浅場でシーバス、タチウオ狙いのバイブレーション。
しかし、最近のお約束だけれど、浅場は魚群探知機にでる魚の反応もまばらで、釣れる感じがしないので、逗子沖に移動。
横向きに押されるような東風が吹いているけれど、ホビーカヤックの足漕ぎパワーで難なく進んでいく。
この機動力は本当に凄い。
そして、水深12-3mのエリアで、ウルメイワシの反応が出てきたので、ショットガンで釣ってそのめまフォールでのムーチングを開始。
何度かひったくるようなあたりは有るものの、針がかりせず、ウルメイワシだけが居なくなる。
何度か繰り返していると、ようやくヒット。
そして、釣れたのはワカシ。
ワカシとしてはまぁまぁサイズの30cm強。
釣れたのはいいのだけれど、東寄りの北風は止む気配なく吹き続け、それが徐々に体温を奪ったのか、寒い。
寒いという言葉を久しぶりに思い出した、なんて呑気な感想を言ってる場合でもない程、寒い。
気の緩みで防寒着やカッパも持ってきてない。やはり海では日が出ずに風が吹くと、この時期でも寒いことがあるので、油断してはいけないなぁ〜、と反省。
そして、その後、レボ11さん、足漕ぎホビーさんもやって来て、挨拶をかわすが、やはり魚の反応は少ないらしい。
寒いけれど、まだ7時まえだったので、もう少し粘ることにして、引き続きウルメイワシの泳がせ釣りを継続。
そして、なんとかワカシを一匹追加。
7時を過ぎると、魚の反応はますます薄くなってきて、相変わらず風が寒いので、7時半頃、早々に納竿とした。
釣果はイマイチながらも、今日の収穫は風の中でのホビーカヤックの優位性を改めて確認できたこと。
パドリングカヤック時代には、今日程度の風が吹けば、間違いなくパラシュートアンカーを使って、それでもあっという間にポイントから流されて、またパラシュートアンカーをあげて、移動して、を延々と繰り返していた。
さらに、北寄りの風の時には大きく流されて戻れなくなる恐怖感もずっと感じていた。
しかし、ホビーカヤックの今日は、風上に船首を向けて、左手でラダーを調整しながら、軽く足で漕ぎ続けることで、ほとんど流されることなくポジションキープ。
仕掛けはほとんど垂直に落ちて、底もしっかりと取れる。
スパンカーがあればなおいいだろうけれど、泳がせ釣りのように、片手が空いていて、ラダーを操作できる釣りをするならば、スパンカーなしでも十分だと感じた。
スパンカーは使えるようになっておきたいので、いずれ製作するつもりだけれど、パラシュートアンカーにせよ、スパンカーにせよ、ロープやらポールやら増えれば増えるほど、便利さと引き換えに仕掛けが絡んだり、転覆時に体に絡むリスクも増えるので、必要最小限がいいと思う。
そういう意味でもホビーカヤックは素晴らしい。
そして、極め付きは帰り道。
ななめ右前方からの強い風を受けながらの足漕ぎになったけれど、普通に漕いでいても時速5〜6kmをキープ。
実は、最近、パドリングカヤックにも、足漕ぎカヤックにはない楽しさがあるなぁ〜、なんて思い始めて、スキマー140に手を出してしまったのだけれど、やはり足漕ぎのほうが釣り主体の自分にはメリットが大きいなぁと再認識。
凄いぞホビー!レボリューション13!
タグ:レボリューション13 ワカシ
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