今日の鎌倉の海は、波は少し高めだが、風は弱い。まずまずのカヤックフィッシングコンディション。
予報も10時までは1-2mの風。
まずは逗子沖のブイを目指して弓角を投げしながらパドリングする。
しかし、魚探に出る小魚の反応は少なく、何も釣れないまま目的のポイントに到着。
しばらく魚群探知機をにらみながら、海中の様子をうかがうけれど、魚探にこれといった魚の反応は出てこないので、思い切って先輩カヤッカーこら教えてもらった名島沖のポイントまで足を伸ばして見ることにした。
いざいくぞと決めて、少しパドリングして進むと、一度だけ魚群探知機に大きなカタクチイワシの群れの反応が出て、カヤック下を通過。しかし手返し悪く一匹しかカタクチイワシを釣る(確保)ことができなかった。
そして、その後、カヤックを留めていた近くで鳥山がでたので、さらにパドリングして近づいていくと、どうやらカタクチイワシの群れが何かに追われている様子。
これはさえない海で獲物を釣り上げるチャンスと意気込んだが、ここでラインに鳥が絡まるアクシデント。
暴れる鳥を捕まえて、ようやくラインを切って鳥に絡まったラインを外し終わった頃にはすっかり鳥山も収まり、魚探からも反応が消えて、鳥は別の場所に飛んで行ってしまった。
その場はあきらめるしかないので、再び名島方向にパドリングして進む。
いつも居る海域と違うということもあるけれど、やはり距離も 結構あって、なかなか目的ポイントに到着しなかったが、パドリングも鬱陶しくなってきたころに何とか到着。
このあたり、逗子マリーナから出るレンタルボート時代はよく来たポイントだが、それ以来。
久し振りの裕次郎灯台と鳥居だ。ボート時代、このあたりに来ると時々まともなイナダが釣れてたなぁ、などと思いだした。
目指すポイントはもう少し沖だが、まずは手漕ぎボートが沢山いるあたりでしばし魚群探知機の様子をみる。
しかし、魚探に魚の反応は少ない。
根が点在しているポイントなのでコマセを使えばそれなりに釣れてはいるようだが、小魚のようだ。
魚探にイマイチ大きな反応も出てこないので、その場を後にして教えてもらったポイントを目指して、魚探の反応を見ながらパドリングするが、途中、これといった魚の反応はない。
そして、なればい場所で悪いことに、予報とは違い、風と波が強まってきてしまった。
手漕ぎのパドリングでは結構厳しい遠いところまで来ているので、不安が増してきたので、とりあえず一匹だけいるカタクチイワシでムーチングにトライして引き上げることにした。
そして、水深30mのエリアでなけなしのカタクチイワシを使ってムーチングを始めると、あっという間にあたりがきて、イワシだけ持って行かれてしまい、何も釣ることができないまあい終了となってしまったので、そそくさと逗子沖のブイ近くのポイントまで戻ってきた。
このあたりまで戻ってくれば、多少状況が悪くても安心できるので、パラシュートアンカーで流し釣りしながらショットガンを繰り返すと小アジ2匹と大カマス2匹、小鯖数匹が釣れた。
お土産に喜ばれるカマスをもっと釣るべきか迷ったけれど、折角の小アジなので、ヒラメの実績のあるポイントに行ってムーチングすることにした。
そして、アジを付けてムーチングを開始。
流すこと10分位だろうか、水深12mのあたりで、大きなアタリがあって、ロッドが大きくしなる。
ロッドを手に取るとズッシリした引き。慎重にやりとりをして釣れてきたのはやや久し振りの40cmのヒラメ。
全体的にかなりシブい海の中で、ねばった結果、最後にご褒美が釣れたので、これで満足して引き上げることにした。
岸近くまで戻ってくると、波が結構沖からブレークする厳しい状況が見えてきた。
これはかなりヤバイ状況。
慌ててタックルや荷物を纏めていると、かなり沖にいるのに、あわや沈没という、大きな波を横から食らってビックリ。かろうじて沈没は免れ、あわててパドリングして岸に向かい、なんとか無事着岸。
あぁ、怖かった。カヤックフィッシングに無理は禁物。これを肝に銘じておかないといけないなぁ・・・
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