桑原通夫です。
楽天の決算・・
1023年12月期の
楽天グループの連結決算・・
なんと5期連続で赤字です。
前年の赤字よりは
1588億円減少・・
ということですが、それでも
2129億円の赤字です。
それでも潰れないのはなぜ?
赤字の元凶はモバイル事業です。
楽天グループは大きく分けて
楽天市場
楽天銀行
楽天モバイル・・の3つですが
楽天市場と楽天銀行は
相変わらず好調のままです。
その2つの部門の利益を
食いつぶしているのが
モバイル事業です。
楽天は今、社債とモバイルの赤字分で
1兆円を超えている‥と言われています。
これでも、本当に大丈夫なのか?
ところが三木谷社長は強気です。
楽天にはこの逆境を乗り越える
シナリオがある‥と言っています。
その楽天の生存シナリオとは・・
シナリオ1・・子会社を上場して売却すること。
↓
楽天銀行→東京プライム市場に上場・・
↓
楽天証券→みずほ銀行に株式の一部を売却した・・
シナリオ2・・社債の発行による資金調達・・
↓
シナリオ3. 買収・・みずほかKDDIによる・・
↓
シナリオ4. 楽天モバイルの黒字化・・
という事のようですが、問題はモバイルの
黒字化が本当に実現できるのか・・
という事です。
そしてその時期はいつごろか・・
楽天の負債は月ベースで200億円です。
それを超える利益が毎月計上できるのか・・
もし、楽天が倒産になるのはどんな時か・・
それは
楽天倒産の3条件とは・・
↓
楽天モバイルが黒字化しない時。
↓
社債の借り換えが黒字化に間に合わない時。
↓
楽天モバイルの売却先がみつからない時。
この3つが揃えば‥楽天は倒産となる。
モバイル事業はスタート以降、
楽天グループ決算の足を引っぱり続けて
います。
このモバイル事業が、ECや金融などで
得た楽天の利益を食いつぶし続けてきた・・
モバイル事業の問題点は基地局整備などの
多額の設備投資額です。
これは事業立ち上げ当初から
見込まれていたものですが
当初は約6000億円を見込んでいたようです。
ところがすでに、1兆円を超える巨額を
投じています。
事業計画に対する見通しがあまりに甘かった、
という事になりますが
それを解消すべく、楽天は
au 回線でのローミング拡大に
踏み切りました。
KDDIの力を借りて・・
人口カバー率の96%を達成。
基地局設備投資額を大幅に減らした・・
でも・・回線飼料用の支払いは増えます。
三木谷社長は・・
2022年1月〜3月で赤字のピークを迎えて
これからは徐々に損失を圧縮し、
黒字化へ向かっていく・・
と予測しているようです。
それにしても・・
24年・・3.325億、
25年・・4.760億
2年で合計・・8.085億の償還です。
これでも潰れないと言えるのか・・
万が一、3条件がそろって
潰れたとしても・・
好調の楽天通販と金融事業は
看板を変えてどこかで吸収される・・
という事でしょう。
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