こんにちは。
桑原通夫です。
今日は何かと反発されそうな
話をしてみます。
集団的自衛権とは・・
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国際法上、自国と密接な関係にある
外国に対する武力攻撃を、
自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、
実力を持って阻止することが正当化される
権利のことです。
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端的に言えば・・正当防衛の事です。
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自分が何者かに攻撃を受けたとき
自分の身を守るために相手を攻撃することは
正当防衛ということで
誰もが批判することではありません。
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それと同じく、
例えばカップルでいる時に、トラブルになり
パートナーが攻撃を受けた場合、
パートナーを守るために相手を攻撃することも
正当防衛の範囲内である・・
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直接自分への攻撃でなくても
大切な人を守るためなら
反撃してもいいのです・・
そしてこの場合は
正当防衛と認められるのです。
実は・・集団的自衛権というのも
同じようなもので
アメリカと同盟を結んでいる
日本が攻撃を受けた場合、
アメリカが日本を守るために
攻撃することも
集団的自衛権の行使にあたります。
逆の場合も同じ・・
アメリカが攻撃された場合
日本が相手国を攻撃をしたとしても
集団的自衛権からすれば、
正当防衛になります。
ところが日本の憲法では・・
自国以外が攻撃された場合、
例え同盟国と言えども
武力行使が出来ないのです。
どう考えてもおかしくないですか?
アメリカ側からすれば
あまりにも日本は身勝手だ・・と
なりませんか?
それが憲法9条なのです・・
基本は自主防衛ですが
核を保有しない日本が
核攻撃を受けた場合・・
防ぎようがありません。
そこでアメリカと同盟を結んで
アメリカの核の傘下に入ることで
核攻撃から逃れるために
日米安全保障がある・・
というわけです。
しかし、この日米安保も
北朝鮮が核戦力を整えてしまったことで
大きく揺らいでいるのです。
北朝鮮の核がアメリカ本土にまで
達する場合、
アメリカが日本を守るために
核を使用することはありません。
そんなことをしたらアメリカ本土が
核に狙われてしまうからです。
アメリカ大統領が日本を守るために
国民を核の脅威にさらす・・
なんてことは絶対にあり得ないのです。
つまり、北朝鮮が核戦力を整えたことで、
日米安保条約そのものが
機能しなくなっているのです。
なぜならば・・日米安保は
アメリカ本土まで核攻撃が及ばない
という前提の元に結ばれているからです。
その前提が覆った今、
日米安保は機能しなくなる・・
というのが事実なのです。
ということで、集団的自衛権も
正当防衛と同じようなもので
アメリカ有事の際、
日本が一緒になって攻撃出来るはず
なのに・・
憲法9条という・・
日本勝手な縛りでそれが出来ない・・
お互いに助け合うのが同盟国・・
というのであれば
アメリカ側からすれば、日本はそれに値しない・・
ということになります。
だったら、日本が核を保有するのか・・
憲法9条を変えるのか・・
自分で自国を守る以外無いのです。
北朝鮮も中国も核保有国です・・
そして両国とも・・
いざとなれば、アメリカは日本を助けないだろう・・
と読んでいます。
北方領土もソ連に取られっぱなし・・
竹島・尖閣諸島のこともあります。
強いものをカツアゲするバカは
いませんが
国が弱いと・・相手はつけ込みます。
住民レベルでも、隣とは境界線や
日照・庭木問題・騒音等
色々とモメるものです。
少し離れた人とは仲良く出来ても
くっついていると気になる・・
国同士も同じです・・
隣国だから仲良くとはいかない・・
ましてや隣国が独裁政権やら
一党独裁政権であれば
隣に変人が住んでいるようなものです。
触らぬ神に祟りなし・・
ということで、
距離をおいたほうが無難だと思います。
相手が迂闊に手を出せないように
国体を整えるべきです。
以上・・過激な発言をしてしまいました。
最後までご覧いただきありがとうございます。