桑原通夫です。
アメリカのバイデン大統領が
排外主義的国家として
中国・インド・ロシアに次いで
日本も追加したようです。
その理由として日本は移民の
受け入れに消極的だから・・
ということらしいのですが
バイデンがそう発表した背景には
大統領選挙がひかえているからです。
ついこの間、岸田総理が訪米して
バイデンを擁護するような提案も
したばかりだというのに・・・
どこまで行ってもアメリカは
自国第一主義・・
日本は飼い犬と思っているのでしょう。
大統領選を前にしてバイデンは
日本を何かと利用しようとしています。
そしてこの度は、ウクライナへの
援助資金の実質肩代わりまで・・
今度は野党から不法移民の急増
に対する突き上げをかわす意味で
日本を排他主義国家にと・・
アメリカが経済発展しているのは
移民を受け入れてきたからだ・・として
その対照的な排外主義的国家として、
日本を含めた国が発展しないのは
移民を積極的に受け入れてこなかった
からだと、問題をすり替えているのです。
そうやってアメリカの移民施策に反対する
国内有権者の感情を
和らげようとしているのです。
アメリカは世界のリーダーとして
困窮する他国の人々を救うためではなく
アメリカの都合で移民を受け入れて
いるだけのことで
人手不足を解消するためです。
アメリカ人は、汚い仕事や
低賃金の労働をやりたがりません・・
代わりに中南米やその他の国からの
移民を受け入れて、
そのような仕事を肩代わりして
もらっているのです。
アメリカでも、出生率が減少傾向です。
しかし、経済発展のためには
人口を減らしたくないので
移民は受け入れざるを得ない・・
というのが本音です。
そして、出来れば合法の移民を・・
有能な移民だけを、受け入れたいと
思っています。
でも陸続きでメキシコと隣接している
アメリカには、中南米からの
不法移民が急増しています。
本音は合法の移民を受け入れて
ビザの発注条件などでその数を
管理したいのです。
ところが現実はそうなっていません。
バイデン政権→不法移民が増えている・・
野党側から移民施策の失敗をつつかれている・・
だからその矛先をずらすために
日本などを排他主義国として批判している‥
ということです。
確かに社会主義国家では経済は
発展しないことは
歴史が証明しています。
中国もインドも社会主義国家で
経済発展は資本主義国家のようには
行きませんでした。
経済は自由にしないと発展しません
そこで中国は特区を設けて
資本主義経済を受け入れました。
インドも経済を開放して資本主義に切り替えで
発展してきたのです。
自由経済は出来るだけ自由にした方が
発展しやすいのです。
岸田政権は・・移民を受け入れようとしています。
外国人技能実習制度と特定技能制度の見直し
をすることで
新たな外国人受け入れ制度である
育成就労制度を進めています。
少しずつですが移民を受け入れようと
しています。
何でもかんでもアメリカ寄り・・では
舐められっぱなしですが
アメリカに逆らって長続きした
政権はない・・という話もあります。
人付き合いも国付き合いも
どちらも大変ですね。
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