桑原通夫です。
日銀が為替介入をしました・・
一時的に4円程円高になりましたが
それも数日間で直ぐにまた円安に・・
どうして円安を止められないのか・・
それは相手国があるからです。
為替相場は普通二国間の取引です。
日本とアメリカの関係が相場を
決めています。
そしてお金の流れは・・
金利の低い方から高い方へ流れます。
そして今、アメリカは日本の
4倍程の金利です。
当然‥円が売られて、ドルが買われる・・
という結果になっています。
しかし‥円安は悪くはない・・
逆に日本を豊かにしてくれると
言う見方もあります。
日本は外国債を他国に比べて
飛び抜けて多く持っていて、
GDPの30%近く持っているのです。
それを外務省はひた隠しにしている・・
所謂・・埋蔵金ともささやかれている
外国為替特別会計=外為特会
というやつです。
財務省はこの外国債を金融機関に
保管させておいて、保管手数料を
支払っています。
その手数料が数億円‥という事です。
それだけではありません・・
預けたお金で為替介入をする際、
お金の動きは当然、特定の金融機関に
解りますので、介入のタイミングも
分かるのです。
つまり、財務省が特定の金融機関に
便宜を図っている‥という事です。
正にインサイダー的なことを
やっているのです。
※残念ながら、違法ではないということです。
その見返りとして・・
財務省は、特定の金融機関を
OBの天下り先にしている・・
という事です。
多額の保管料が支払われる
仕組みを作っておき・・
自分達がそこに天下るって・・
その特定の金融機関とは
関東だけのようで、そこにも
序列があるそうです。
そもそも外為特会を設けている
こと自体がおかしい・・といいます。
各国では、為替介入なんて一時的なモノ・・
という認識ですから
外為準備金も日本ほど
多くは用意していません。
日本の外為特会はGDPの30%もある・・
他国は10%前後という事ですから
突出しています。
円安により、日本は外貨準備で
40兆程の含み益が出ています。
もし、1ドル=300円になると日本は
更に大儲けできる・・
その場合は300兆円の含み益が
出るそうです。
国民1人当たり250万程の利益になる・・
という事です。
しかし、そうなると困るのはアメリカです。
アメリ我が黙っていません・・
かつてのプラザ合意のように日本にも
圧力をかけてきます。
それほど極端な話は別として・・
日本は円安でも困らないのです。
海外旅行は控えるようになりますが
インバウンドは増えますし、
埋蔵金も増える‥という事です。
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