2016年02月20日
介護士がやるべき正しい手洗いの方法
「日常的に手洗いやうがいをすること」は、小学生でも知っている常識です。
施設や病院などでも、手洗いとうがいの励行のためのポスターなどを見たことのある方も多いと思います。
特に冬季は、インフルエンザやノロウィルスなどの流行性感染症が猛威を振るう時期でもあります。
これまでのノロウィルスやインフルエンザに加えて、近年では「新型インフルエンザ」「新型ノロウィルス」と、「新型」と名前のつくものまで出始め、もはや今までの予防法だけでは防ぐことができなくなるんじゃないかと思ってしまうぐらい、つくづくウィルスの変異性のおそろしさを痛感させられています。
そのようなウィルスから自分と高齢者を守るために手洗いやうがいを行っているわけですが、手に付いたウィルスや菌は、ただの水洗いや石鹸洗いでは落ちないということをご存知でしょうか?
確かに手についたウィルスなどは流水と石鹸で皮脂と一緒に洗い落としやすくはなります。ですが、自分の思っている以上に落とせていないのがウィルスや菌なのです。
手洗いのあとにアルコール消毒を行っている方もいると思いますが、ウィルスの中には、一般的なアルコール消毒でも死滅しないウィルスがいます。そのひとつが、ノロウィルスなのです。
以前、とある勉強会でこんな内部研修をやったことがあります。
@石鹸やハンドソープできれいに手を洗う
Aその後、手の汚れの付着を見ることができる特殊なライトを当てる
Bすると、汚れが残っている部分がライトに反応してぼんやりと光る
というものです。ちなみに光ったのは、手に残った汚れということになります。
この研修では、まず直前に「これからいつも通りきれいに手を洗ってきてください。」と伝えられます。
その後、きれいに洗ったはずの手に特殊なライトを当てると、洗い残した部分の汚れがライトの光に反応して光って見えるというのがわかるものなんですが、いざ可視化して手に残った汚れを見てみると、いかに日常の手洗いが意外と雑で、またどこに洗い残しが多いかということを、参加者全員が目の当たりにしました。
3人同時にやったんですが、洗い残しが多い部分で共通していたのは、爪の周りや指の間でした。言われてみると確かに、普段の手洗いでは洗い残しそうだなという部分です。
ですが、もしもここに付いているのが皮脂汚れだけではなく、インフルエンザやノロウィルスのウィルスも一緒に入り込んでいたとしたら?そう考えると、普通の手洗いだけでは不十分だということがわかると思います。
手に残ったウィルスを可能な限り除菌するためには、やはり手洗い後に合わせて手指の消毒をするしかありません。その消毒方法ですが、風邪などの通常の予防殺菌には普通のアルコール消毒液で十分です。しかし、ノロウィルスはアルコールでは除菌できません。
ノロウィルスの除菌には、「85度以上の熱殺菌」か「次亜塩素酸ナトリウム」が非常に効果的です。次亜塩素酸ナトリウムは、人体にはそのまま使えず、ドアノブなどの金属をサビさせてしまいます。なので、今ではこの次亜塩素酸ナトリウムを、人体に害のない(口に入れても安心な)「次亜塩素酸水」として販売している業者もあります。下記は人気なため品薄になりがちですが、除菌率99%の除菌消臭スプレーです。
ノロウイルス対策アマゾンNo1除菌消臭剤チャーミスト
東急ハンズのカタログにも載っている人気の商品です。赤ちゃんから高齢者まですべての人に使えます。
ノロウィルスについては、こちらをご参照ください。
介護士が知っておくべきノロウィルスの症状と対策
「手を洗いましょう」「うがいをしましょう」などのポスターや張り紙はよく見かけますが、そのほとんどは本人任せになっていること、またちゃんとやっているつもりでも冒頭でお話した研修のようになっていることが多いと、知らぬ間に菌やウィルスを拡げることになってしまいます。
この時期に手指消毒やマスクの着用を義務付けている施設や病院は珍しくありません。むしろ、ウィルスを持ち込まない、持ち込ませないための感染症対策が徹底できているといえます。
手洗いと手指消毒の重要性を理解し、介護士として高齢者の健康を私たちが守っていけるようにしましょう。
※ノロウィルスやインフルエンザウィルスを除菌できる「次亜水」のことを知らない、まだ使用していない職場やご家庭があれば、ぜひ検討してみることをおすすめします。
まだ持っていない資格に興味のある方は、こちらからすべて無料で資料請求ができます。
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施設や病院などでも、手洗いとうがいの励行のためのポスターなどを見たことのある方も多いと思います。
特に冬季は、インフルエンザやノロウィルスなどの流行性感染症が猛威を振るう時期でもあります。
これまでのノロウィルスやインフルエンザに加えて、近年では「新型インフルエンザ」「新型ノロウィルス」と、「新型」と名前のつくものまで出始め、もはや今までの予防法だけでは防ぐことができなくなるんじゃないかと思ってしまうぐらい、つくづくウィルスの変異性のおそろしさを痛感させられています。
そのようなウィルスから自分と高齢者を守るために手洗いやうがいを行っているわけですが、手に付いたウィルスや菌は、ただの水洗いや石鹸洗いでは落ちないということをご存知でしょうか?
確かに手についたウィルスなどは流水と石鹸で皮脂と一緒に洗い落としやすくはなります。ですが、自分の思っている以上に落とせていないのがウィルスや菌なのです。
手洗いのあとにアルコール消毒を行っている方もいると思いますが、ウィルスの中には、一般的なアルコール消毒でも死滅しないウィルスがいます。そのひとつが、ノロウィルスなのです。
以前、とある勉強会でこんな内部研修をやったことがあります。
@石鹸やハンドソープできれいに手を洗う
Aその後、手の汚れの付着を見ることができる特殊なライトを当てる
Bすると、汚れが残っている部分がライトに反応してぼんやりと光る
というものです。ちなみに光ったのは、手に残った汚れということになります。
この研修では、まず直前に「これからいつも通りきれいに手を洗ってきてください。」と伝えられます。
その後、きれいに洗ったはずの手に特殊なライトを当てると、洗い残した部分の汚れがライトの光に反応して光って見えるというのがわかるものなんですが、いざ可視化して手に残った汚れを見てみると、いかに日常の手洗いが意外と雑で、またどこに洗い残しが多いかということを、参加者全員が目の当たりにしました。
3人同時にやったんですが、洗い残しが多い部分で共通していたのは、爪の周りや指の間でした。言われてみると確かに、普段の手洗いでは洗い残しそうだなという部分です。
ですが、もしもここに付いているのが皮脂汚れだけではなく、インフルエンザやノロウィルスのウィルスも一緒に入り込んでいたとしたら?そう考えると、普通の手洗いだけでは不十分だということがわかると思います。
手に残ったウィルスを可能な限り除菌するためには、やはり手洗い後に合わせて手指の消毒をするしかありません。その消毒方法ですが、風邪などの通常の予防殺菌には普通のアルコール消毒液で十分です。しかし、ノロウィルスはアルコールでは除菌できません。
ノロウィルスの除菌には、「85度以上の熱殺菌」か「次亜塩素酸ナトリウム」が非常に効果的です。次亜塩素酸ナトリウムは、人体にはそのまま使えず、ドアノブなどの金属をサビさせてしまいます。なので、今ではこの次亜塩素酸ナトリウムを、人体に害のない(口に入れても安心な)「次亜塩素酸水」として販売している業者もあります。下記は人気なため品薄になりがちですが、除菌率99%の除菌消臭スプレーです。
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介護士が知っておくべきノロウィルスの症状と対策
「手を洗いましょう」「うがいをしましょう」などのポスターや張り紙はよく見かけますが、そのほとんどは本人任せになっていること、またちゃんとやっているつもりでも冒頭でお話した研修のようになっていることが多いと、知らぬ間に菌やウィルスを拡げることになってしまいます。
この時期に手指消毒やマスクの着用を義務付けている施設や病院は珍しくありません。むしろ、ウィルスを持ち込まない、持ち込ませないための感染症対策が徹底できているといえます。
手洗いと手指消毒の重要性を理解し、介護士として高齢者の健康を私たちが守っていけるようにしましょう。
※ノロウィルスやインフルエンザウィルスを除菌できる「次亜水」のことを知らない、まだ使用していない職場やご家庭があれば、ぜひ検討してみることをおすすめします。
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