2016年11月11日
知的財産権制度説明会 ハーグ協定ジュネーブ改定協定
かえるくんです
平成28年11月8日、さいたま新都心合同庁舎で
意匠権についてのセミナーが行われました。
最初の50分はハーグ協定について、概要の説明です。
ハーグ協定については、このブログでも何度か触れましたが
少し触れなかったところのお話です。
意匠は工業デザインのことですが、欧米ではデザイン特許
として、特許の一種です。
日本では特許というよりは商標にちかい側面もあり、
特許・実用新案とは一線を画するイメージです。
洋服のデザインといえばフランスですよね。
パリコレとか。
ハーグ協定を使った意匠の出願は、ジュネーブのWIPO
国際事務局へ行われます。
一度にMAX100件ですが実際は5件前後が多いそうです。
指定言語は英語、フランス語、スペイン語です。
日本は昨年加盟した新参者ですので日本語は指定言語
になっていません。
もともと、フランス語圏の国が中心となって結ばれた協定
なので、アフリカ諸国ではフランス語圏の16か国で構成する
OAPI(アフリカ知的財産機関)が国ではなく、機関として、
加盟しています。
機関としてはEUも加盟していますが、重ねて、EUのすべて
の国が ”国として” 加盟しているわけではありません。
イギリスは今のところ国としては加盟していませんが、
EUを離脱したため、弊害が起きないようにスムーズに国単位
の加盟に移行するようです。
※正確にはEUのOHIM(欧州共同体商標意匠庁)
何事も ”英語” が世界を支配しているように思いますが
植民地時代のフランスの力がこんなところにも名残として
残っているんですね。
平成28年11月8日、さいたま新都心合同庁舎で
意匠権についてのセミナーが行われました。
最初の50分はハーグ協定について、概要の説明です。
ハーグ協定については、このブログでも何度か触れましたが
少し触れなかったところのお話です。
意匠は工業デザインのことですが、欧米ではデザイン特許
として、特許の一種です。
日本では特許というよりは商標にちかい側面もあり、
特許・実用新案とは一線を画するイメージです。
洋服のデザインといえばフランスですよね。
パリコレとか。
ハーグ協定を使った意匠の出願は、ジュネーブのWIPO
国際事務局へ行われます。
一度にMAX100件ですが実際は5件前後が多いそうです。
指定言語は英語、フランス語、スペイン語です。
日本は昨年加盟した新参者ですので日本語は指定言語
になっていません。
もともと、フランス語圏の国が中心となって結ばれた協定
なので、アフリカ諸国ではフランス語圏の16か国で構成する
OAPI(アフリカ知的財産機関)が国ではなく、機関として、
加盟しています。
機関としてはEUも加盟していますが、重ねて、EUのすべて
の国が ”国として” 加盟しているわけではありません。
イギリスは今のところ国としては加盟していませんが、
EUを離脱したため、弊害が起きないようにスムーズに国単位
の加盟に移行するようです。
※正確にはEUのOHIM(欧州共同体商標意匠庁)
何事も ”英語” が世界を支配しているように思いますが
植民地時代のフランスの力がこんなところにも名残として
残っているんですね。
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