2013年09月07日
生姜で高血圧予防
現在、日本人の1日あたりの平均塩分摂取量は約12?13グラムですが、
高血圧と診断された人は一般的に1日6?8グラムの塩分摂取量を目標とします。
高血圧になる主な原因は塩分過多な食習慣によるものが多く、
高血圧と診断を受けた直後に、薄味減塩食の
食生活へ改善を図ることはなかなか難しいものです。
もちろん、高血圧の予防・改善には塩分制限が一番望ましいことですが、
長年の好みの味付けを変えることは家族の協力や本人の自覚と努力が必要です。
しかし、高血圧と診断され、食事を今日から薄味に。と医師から診断を受けても
あまり悲観する必要はありません。
減塩食というと味気ない食事を思い浮かべるかも知れませんが、調理法や
使用する食材の工夫によりおいしく食べることができます。
最初は物足りなく感じる食事も、食べ慣れてみれば
素材の持つ美味しさを実感できるようになりますし、
今まで感じなかった発見もあるかもしれません。
減塩食の調理法のポイントは、きのこ類や昆布・かつお節など
旨みのある食品を活用し、食塩・しょうゆの量を減らすことや
生姜・レモンなど、その食材のもつ香りや風味で味付けすることです。
特に生姜は、減塩食をおいしく食べるための食材として大いに活躍します。
生姜の香りは食欲増進効果、生姜のピリリとした辛みは
味のアクセントとして食塩や醤油の使用量を減らす効果があります。
また生姜成分の効能には、血管を拡げ、血流を促進する効果がありますので、
生姜の持つ効能自体にも高血圧改善に役立ちます。
生姜を活用して、減塩食をストレスなく美味しく食べることができます。
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