2013年08月31日
生姜の下痢止め効果
生姜の効能には、下痢止め効果が期待できます。
日本には昔からお寿司や素麺、冷ややっこなどからだを冷やすものを食べる時に、
生姜を薬味として一緒に食する習慣があります。
これは、生姜のからだを温める効果を利用した生姜の昔ながらの知恵です。
また生姜は、胃や腸など消化器官の消化酵素の働きを活性化して
消化の手助けをする効果や体内から不要なものを取り除くデトックス効果もあります。
これら生姜のからだを温める効果、消化不良解消効果、デトックス効果により、
相乗して下痢止め効果が期待できるのです。
しかし、生姜の食べ過ぎは禁物です。
生姜を一度に多量に摂取すると胃や腸などの粘膜を刺激し、
消化器系粘膜の表面を傷つけることがあります。
下痢止めのための生姜が、逆に症状を悪化させる原因にもなり兼ねません。
また下痢の原因はさまざまありますので、
冷えによる下痢が原因の場合に生姜を活用することが一番効果的です。
慢性的な下痢に悩む人は、からだの冷え改善を行うことにより下痢の解消につながります。
まずは食生活や環境の見直しを図り、
からだの冷えの原因につながることがないかチェックしましょう。
その上で生姜を食べると、その効能により
からだの冷えも改善され、下痢を効率よく改善できます。
もちろん、下痢の原因は一つとは限りません。
食事内容に問題がなくても、よく噛まずに食べると消化できずに下痢の原因となります。
よく噛むことで消化を手助け、下痢の解消にもなります。
慢性的な下痢に悩む人や胃腸の弱い人が下痢止めとして生姜を利用する場合は、
自分の体調に合った適量を見極め、摂りすぎた食事にならないよう
適度に生姜を摂取することで下痢に強いからだを作ります。
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