菓子と関連情報紹介！

『パンの伝来が、ポルトガル由来ではない可能性がある！』
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皆様こんちわ、元気にお菓子をいただいてますか〜？

本日のテーマ、はパンになります。

洋菓子の分類にもなるパンですが、日本に伝来したのはいつでしょうか？

定説とされているのが、
16世紀にポルトガルから鉄砲と共に伝来して、織田信長が日本で初めてパンを食べた

というものです。

ですがあえてここで定説に疑義を唱えたい！
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製パン業界では空海が、9世紀に遣唐使と共にパンの製法を持ち帰ったとする説があります。

図１　空海

当時の唐には蒸餅と呼ばれる、現代の蒸しパンの元祖が存在していました。

図2　空海のパン（蒸餅）

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空海は806年に、中国（唐）から帰国しました。

この時に、いろいろなものを持ち帰りました。

中には、本格的な石臼（いしうす）を持ち帰ったといわれています。

図3　石臼


石臼と共に、老麺と呼ばれる天然酵母ももたらされています。

さらにいくつかの書物などにも、パンと思しきものが書かれています。

では、なぜポルトガル伝来説が有力とされたのでしょうか？
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パンのポルトガル伝来説の大きな要因は、織田信長でしょう。

天下統一の物語と共に、分かりやすいインパクトがあったためと考えられます。

図４　スペイン系のパン（こんなのが伝来したかも？）

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その後ポルトガル伝来のパンは、キリスト禁教令により廃れます。


再度登場したのは、禁教令が解かれた明治以降になります。

現代のパンに通じるものが再度伝来して、日本に広まりました。

空海がもたらした蒸しパンは、江戸時代でも庶民に広まっていたといわれています。

パンの日本伝来起源について、
・空海が9世紀に中国（唐）から伝来させた。
・ポルトガル人が16世紀に伝来させた。

２つの説が出てきましたが、皆さんはどちらの説を信じますか〜？
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