2019年09月18日
広州恒大から学ばないと 鹿島アントラーズvs広州恒大 レビュー
鹿島アントラーズvs広州恒大の試合は1-1、アウェーゴール差で広州恒大が勝利しました。
戦前にプレビューを書きましたが、まさにその中で恐れていたことが起きてしまった形です。
詳しくはこちら
https://fanblogs.jp/jleaguenippou/archive/36/0
広州は1st leg終了後、2-1で勝つより0-0で引き分けるほうが良いと考え、敢えて得点を取りにいかなかったという記事を目にしました。
奇しくも彼らのゲームプラン通りに事が運んでいってしまった形です。
今年はホームで非常に強いアントラーズ。
今日も相変わらずの強さを見せ、冷静かつアグレッシブに試合を運んでいました。
しかし広州もそれに対抗し、狙い通り得意のセットプレーでアウェーゴールをもぎ取ります。
後半も怒涛の攻撃を見せたアントラーズ。
偶発的なゴールで1点を返し、その後も攻勢を強めます。
しかし最後まで固かった広州恒大のディフェンス。
まさにカテナチオでした。
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広州恒大の賢さ
それにしても広州恒大のトーナメントの運びはお見事としか言いようがありません。
未だに日本のチームにトーナメントで負けていないのだから、日本のチームも彼らから学ばないといけません。
特に学ばないといけないのは彼らの憎いまでの賢さです。
特に関心した点が2つあります。
@アウェーゴールへの執着
今回広州はアウェーゴール差で勝ち上がりました。
それは広州が1st legで敢えて得点よりも失点を防いだところに妙があります。
セオリーでは、ホームの1st legで当然勝利を目指すものです。
しかし相手は実力差のない強豪のアントラーズ。
大差はつかないと判断し、同点で勝ち上がることができるように、アウェーゴールを与えないサッカーをしました。
2試合を見据えたマネジメント力はさすがという他ありません。
Aイエローカード
これは少し難しい問題ですが、広州は今日の試合で前半に4枚のイエローカードを受けました。
ACLは準々決勝で一旦イエローカードがリセットになるレギュレーションです。
つまり、広州が今日大量に受けたイエローカードは準決勝には持ち越されません。
なのでイエローカードを受けるくらい激しくプレーしたと考えられます。
簡単にまとめると、今日の試合は累積が0枚の選手にとって、イエローカードを受けても受けなくても今後に影響の出ない試合でした。
それをわかっててプレーしたある意味でのズル賢さ。
トーナメントを非常に熟知していると考えられます。
ラフプレーが良い訳ではありませんが、結果が求められるプロスポーツ。
ここまで結果に執着した広州のプレーに脱帽です。
こんな素晴らしく組織されたチームだからこそ、勝利する価値は計り知れません。
是非浦和レッズにはこの高い壁を日本勢で初めて越えてほしいと思います。
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