Jリーグ劇場 ガンバ推し

優勝と残留を争う中心となっている両チームの対戦は、多くのJリーグファンから関心を集める一戦になるでしょう。

FC東京は約３ヶ月留守にしていた味の素スタジアムに帰還します。

今期１２勝３敗という圧倒的な成績を残したホームで、ラストスパートをかけたいところです。

一方の湘南ベルマーレは、降格も残留も決めたことのある因縁深い味の素スタジアムで、今年も大一番に備えます。

8月から勝てていないチームは、気づいたら自動降格圏が目の前という非常に厳しい立場に立たされています。

最終節にアウェーで降格圏の松本山雅と試合があることを考えると、少しでも勝ち点を重ねて有利な立場でその試合を迎えたいところです。

そんな一戦を、株式会社データスタジアムのシミュレーション機能を使って30回シミュレートしました。

このシミュレーションは今期J1リーグ29試合でのパフォーマンスから、スタッツ、相手とのサッカーの相性などを加味して算出されています。

その結果がこちらです。




やはりFC東京が有利なデータが出ますが、14分けというのはなかなか興味深い数字だと思います。

優勝争いしているFC東京からすれば、ホームで引き分けとなれば痛恨です。

対する湘南ベルマーレは連敗中で首位チームのアウェーと考えると、引き分けも決して悪い結果ではありません。

引き分けでも湘南ベルマーレにとって良い結果であると考えると、ある意味どちらに転ぶかは五分五分なのかもしれません。

他のサポーターからしても様々な思いが交差する一戦になりますが、FC東京は首位にふさわしいサッカーを、湘南ベルマーレはもう一度気持ちに訴えかけるような素晴らしいサッカーを見せて欲しいと思います。




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