2023年08月03日
日経平均2日で1200円安
日経平均2日で1200円安
8月3日日経平均は548円安、▲1.68%、
昨日と合わせて、2日間の下げ幅は1232円。
原因は、米国債の格下げから始まった世界同時株安です。
とは言え、他の国の8/2の下げ幅は
とうのアメリカの
・NYダウ下げ幅は▲0.98%。
欧州の
・ストック600が▲1.35%
・上海総合指数が▲0.88%
・韓国総合株価指数が▲1.89%
・日経平均が▲2.29%
飛び抜けていますね。
尚、日本時間17時ごろの途中経過ですが、8/3
・上海総合+0.58%
・ダウ先物▲0.05%
・日経平均▲1.68%
やはり、日経の落ち幅が飛び抜けています。
では
なぜアメリカ債権の格下げなのに日経平均のダメージが大きいのか??
・大幅高だった日本株の利益確定売り。
日経平均は昨年末から7月末までで✙27%上げており、同期間のダウ平均が✙7%だった事を考えると大幅に上がっていた。
また、その分投資家の資金流入も多かった。
結果、米国債の格下げにより、含み益も多い日本株の利益確定売りやリスクオフに動くグローバル投資家が多く出た。
また、タイミング的にも7/28の金融政策決定会合でYCCの見直しが発表されています。
植田総裁の発言もあり、円高には振れず、株価も下落せずと言う結果でした。
実質、日本政策変更はない、アメリカもソフトランディングが期待され安心して日本株買いが再開していたところへのアメリカ債の格下げで冷や水をかぶさられた格好になってしまっています。
2011年に米国債が引き下げられた際も、日経平均は月間で9%下げており下落に対する警戒が必要です。
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