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先日、「アラビアのロレンス」という映画を見たのでそれについて書こうと思いますが、その前に映画のモデルになった実在の「アラビアのロレンス」がどういう人物だったのか知っておくべきと思い調べました。
アラビアのロレンスの本名はトーマス・エドワード・ロレンス(Thomas Edward Lawrence)といい、イギリスの軍人であり考古学者でもあります。オスマン帝国に対するアラブの反乱を支援したことで知られている人物です。
![Te_lawrence.jpg](/jimmy8989/file/Te_lawrence-thumbnail2.jpg)
![Ljidda.jpg](/jimmy8989/file/Ljidda-thumbnail2.jpg)
第一次世界大戦時、初めはイギリス陸軍省作戦部地図課という部署にいたのですが、1914年12月がエジプト・カイロに転勤します。そして2年後にはアラブ局というところに転属します。ロレンスは情報将校だったのですが、ファイサル王子と接触して、王子のゲリラ兵を使ってヒジャーズ鉄道を破壊しました。そうすればオスマン帝国がそちらの活動に気を取られスエズ運河を防衛できると考えたからです。
また1917年にはアル・ワジュを攻略して、ヨルダンのアカバを陥落させます。アカバはオスマン帝国にも重要な場所に位置してます。
ロレンスの行動はイギリスの国益のためであり、アラブを利用しただけという人もいます。
そうかもしれませんが、ロレンスの行動でオスマン帝国が解体せざる得ない状況になったのも事実でしょう。
ロレンスは1935年3月に除隊になりますが、そのわずか2ヶ月後バイクの事故で亡くなりました。
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