9月28日。
「プライバシーデー」です。
1964年9月28日、三島由紀夫の小説「宴のあと」によってプライバシーを侵害されたとして、元外相の有田八郎が三島と発行元の新潮社を提訴した裁判で、東京地裁はプライバシー侵害を認め、三島側に80万円の賠償を支払うよう判決を下した。
プライバシー侵害が争点となって初の裁判となる。「表現の自由」と「プライバシー」が争われた裁判。
なお三島は控訴したが、翌年原告の有田八郎が死去。その後和解が成立し、修正なしで出版できるようになった。この事件は日本でプライバシーという言葉が知られるきっかけとなった。
また、「この物語はフィクションです」という但し書きをドラマなどにするきっかけになったと言う。
被告の三島由紀夫
「宴のあと」のモデルであり、原告の有田八郎
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