男はつらいよ 4Kデジタル修復版【Blu-ray】 [ 渥美清 ] 価格:2,640円 |
「ホテルなんてものに驚いちゃいけないの」
こんなことをタクシーで言いながら、さくらとの見合いの会場へ。
タクシーで通ったのは、おそらくこの通りでしょう。
寅さんが驚いて見たものは。
これ。
千代田区にあるホテルニューオオタニ。
50年前と形は変わってないが、外観もきれいにした感じがする。
上の方に見えるのは回転するラウンジ・
健在では停止されています。
値段調べればわかりますが、高級ホテルです。
この当時でオオタニでお見合いするとは、相手も相当な立場の人間。
次に、見合いを台無しにして寅さんが口上を述べている場面。
女の子が覗いていると、それを制止にくる母親。
これはここでしょう。中央区。 佃大橋にある階段は今でもあったので、場所が特定しやすかった。
この場面は、おそらく佃大橋の上から佃島を撮影したものだと思う。
大体同じアングルになるよう、現在の様子。
次は寅さんと冬子が、オートレース場に行くところ。
大井オートレース場です。 品川区。
今の航空写真。
赤で示したところは東京モノレールの駅があります。
それでこちらが1961年から1964年にかけての航空写真。
下の大きい円が競馬場で、上がこの場面の撮影がされた大井オートレース場。
競馬場は今でもありますが、オートレース場は美濃部都知事の公営ギャンブル廃止策で1973年に廃止されました。今では駐車場等になってます。
これらの写真を検討した結果、この写真にある黒い矢印の方向で撮影したのだという結論に至りました。
映画に見える、奥の方に車が走っている道路。あれは首都高です。
首都高とオートレース場はかなり隣接して見えますので、この結論が正しいと思います。
競馬場内には入らなかったので、なるべくちかいアングルで撮影。
実際は写真で言うともっと左に行ったところで撮影したのでしょう。
その足で寅さんが歩いているのは、蒲田の商店街。
見えるのが亀屋百貨店。家具を売ってる店です。
今も営業中でした。
寅さんは、この写真で言うと左に回るのですが、そこには店があって道はありません。
この当時には道があったのかはわかりませんでした。
蒲田の商店街は今はアーケードの商店街になってます。
それでは1作目のロケ地紹介はこの程度に。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image