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甲子園で開催中の、高校野球。

その第1回が行われたのは1915年8月18日から。



始球式で投げる村山・朝日新聞社長。
左端は大会の第1球目を投げた鳥取中の鹿田一郎投手。

現在は北海道と東京で2校、それ以外は1校の計49校が代表校。
都道府県代表制になったのは、第60回大会(1978年)からで、それまでは参加少ないところは二県以上の単位で開催。
1回目の代表は10校に過ぎない。

インドネシアは東南アジア南部の群島国家。

インドネシアは300年以上に渡って、オランダの植民地であった。(一時期、イギリスが支配)
1942年に日本軍が侵攻し、日本が支配し始めた。

戦況悪化によって、インドネシアの独立を容認せざる得ない状況になり
1944年時の首相小磯国昭によって「小磯声明」が発表される。
1945年8月7日、独立準備委員会が出来るも、第一回会合の前に日本が敗戦。
スカルノらは、独立を反故にされるのを恐れ、17日に独立宣言を連合国の同意のないまま行う。

独立宣言

P R O K L A M A S I
Kami, bangsa Indonesia, dengan ini menyatakan kemerdekaan Indonesia.
Hal-hal yang mengenai pemindahan kekuasaan d.l.l., diselenggarakan dengan tjara saksama dan dalam tempo yang sesingkat-singkatnya.
Djakarta, hari 17 bulan 8 tahun 05
Atas nama bangsa Indonesia,
Soekarno/Hatta.

だが宗主国だったオランダは独立を認めず、4年に渡って独立戦争が繰り広げられることになった。

インドネシアでは宣言の17日を独立記念日としている。




スカルノ

映画




監督：佐々木啓祐
原作：菊田一夫
脚色：斎藤良輔
音楽：古関裕而
製作：山口松三郎
撮影：森田俊保


加賀見修平：佐田啓二
加賀見勘三：井上正夫(特別出演)
加賀見いね：英百合子
秦野豊：菅井一郎
秦野由利枝：高杉妙子
しの：飯田蝶子
利春：徳大寺伸
山田親分：小堀誠
源吉：山路義人
老婆：高橋豊子
泉沢万次：山口勇
隆太：野坂頼明
修吉：本尾正幸
桂一：鈴木豊明
俊次：前田正二
みどり：伊藤和子
昌夫：江原達怡
他


1949年公開。修平の巻の続きである。
前回は修吉が、兄修平を路面電車で見かけるも、会えずじまいってところで終わってました。
今回は修平が東京に残した、みどりらを探しに来るとこから始まります。


みどりたちはスリの親分の家に
引き取ろうと親分と掛け合うも、家を追い出される。

そこに修平の弟修吉らが通りかかるも

「与太者たろ、ほっとけよ」と顔も確認せず去ってしまう。
うーん。
ここでも兄弟すれ違いと。



修平が必要な1万円を、郵便局に届けようとする隆太。
それを昌夫が盗む。
なんて悪いガキだ。腹立たしいな。
盗みは犯罪です。


昌夫を追い詰める隆太たち
はずみで昌夫は秀吉を谷底に落としてしまう。

救助シーンはいいとこなんですが、
あいてここでは取り上げないことにして


孤児院が完成し、クリスマスイヴ。
「クリスマスおめでとう」
ってなんか違和感ありまくりなセリフ。
「あけましておめでとう」ならわかるが。


みんなから許された昌夫が、中でクリスマスを祝っている様子を見ている。
修平の叔父たち。
「わしは修平は嫌いだ。だが昌夫がこの丘を好きになったのなら、いやわからん、どうもわしにはわからん」
と言って雪道を去っていく。


というところで第二篇は終了。

監督・原作：島津保次郎
脚色：山形雄策
音楽：早坂文雄
撮影：三村明
後援：青島日華映画製作委員会


井沢園子：入江たか子
伯父井沢尚平：丸山定夫
母みね：藤間房子
尚平の妻すみ：英百合子
娘歌子：里見藍子
園子の弟幸造：江川宇礼雄
呉女子：千葉早智子
上野洋一：藤田進
妻初枝：原節子
楊鴻源：汐見洋
楊劉子：林千歳
楊克明：池部良
克明の友朱：斎藤英雄
堺：進藤英太郎
宮川信成：嵯峨善兵
他


中国・青島でロケをした国策映画である。
運河建設を巡る話。
日本人技師(藤田進)、妻(原節子)、教師(入江たか子)、悪徳な商人(嵯峨善兵)、建設反対派の中国人青年(池部良)らが登場。
教師は技師の初恋の相手。

マキシミリアノ・コルベ　(1894-1941)はカトリックの司祭。

6年間長崎で布教活動をしていたという経歴を持つ。
1941年にゲシュタポに逮捕され、アウシュヴィッツ＝ビルケナウ強制収容所に収容される。

そこで脱走者が出たため、無作為に10人が餓死刑にされることに。
そのうちのひとりフランツィシェク・ガヨウィニチェクが「私には妻子」があると泣け叫び、それを聞いた神父は彼の身代わりになることを申し出る。

2週間たっても息があったため、当局は1941年8月14日、フェノールを注射して殺害した。

1982年にヨハネ・パウロ2世によって列聖される。
彼が身代わりとなったフランツィシェク・ガヨウィニチェクは1995年に93歳で亡くなっている。

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「足長おじさんおじさん」
作・演出：稲見周平

花月旅館の息子の裕と婚約をしている仲居の鮫島。結婚式をあげようとしているが、鮫島は自分にお金を寄付してくれる顔も名前も知らない「足長おじさん」を招待するため、見つかるまで結婚式を延期に。足長おじさんを見つけようと２人は探偵を雇ったりするが・・・二人は無事足長おじさんを見つけ結婚することはできるのか？

吉田裕　Mr.オクレ　島田一の介　浅香あき恵　島田珠代
烏川耕一　太田芳伸　松浦真也　信濃岳夫　諸見里大介
小西武蔵　ジャボリ　伊丹祐貴　岩�ｱタツキ　森田まりこ
岡田直子　鮫島幸恵


今週は吉田座長


「幕張メッセ」



セクハラじじいじゃん


「駅前で見つけました！！」
あしながおじさん


の絵本


最後に

訃報　桑原和男さん(87)　死去。
新喜劇最古参。
井上竜夫、中山美保、チャーリー浜など古参メンバーが次々といなくなってしまいますね。
時が進んでいるので仕方ないことなんですが、少し前まで出ていたメンバーが亡くなるというのは寂しいですよね。

Full Film

Jimmy Haskell is the owner of a music store. His uncle, C.J. Haskell, dislikes music and has long wanted Jimmy to join him in his health food business. Jimmy agrees only after his music store closes. When Jimmy arrives at his uncle's place, he is confronted by members of the McCorkle family, who play in Heidt's band and often practice near C.J.'s business. C.J. is infuriated and attempts to stop the band using the police. Jimmy unintentionally throws a tomato at him, which makes a good impression on the band and the McCorkles, who do not know his true identity. Molly McCorkle falls in love with him.・・・・・・

from https://en.wikipedia.org/wiki/Pot_o%27_Gold_(film)


James Stewart as James Hamilton "Jimmy" Haskell ジェームズ・ステュアート
Paulette Goddard as Molly McCorkle ポーレット・ゴダード
Horace Heidt as Himself ホラス・ヘイト
Charles Winninger as Charles "C.J." Haskell　チャールズ・ウィニンガー
Mary Gordon as Mom McCorkle　メアリー・ゴードン


1941年のPot o' Gold。
ロマンス、ミュージカルコメディである。

元ネタがあって、タイトルと同名のラジオ番組。
ホスト(この映画にも出ているHorace Heidt)が電話かけた時に、出たら1000ドルが得られるというものらしい。


Erickson, Hal (2014). From Radio to the Big Screen: Hollywood Films Featuring Broadcast Personalities and Programs. McFarland. ISBN 9781476615585. In all future interviews, James Stewart would cite Pot o' Gold as his worst picture.page 186
↑
にあるが、主演のジェームズ・ステュアートは出演作の中で最悪だったと言っている。
確かにストーリーもあれだし、ステュアート主演じゃなかったら、ここで取り上げるような映画でもない。

映画



製作：山口松三郎
原作：菊田一夫
脚色：斎藤良輔
音楽：古関裕而
監督：佐々木啓祐


加賀見修平：佐田啓二
加賀見勘造：井上正夫
加賀見かね：英百合子
秦野豊：菅井一郎
秦野芳枝：平野郁子
秦野由利枝：高杉妙子
立花：笠智衆
しの：飯田蝶子
源吉：山路義人
泉沢万次：山口勇
隆太：野坂頼明
修吉：本尾正幸・・・・・修平の弟
桂一：鈴木豊明
俊次：前田正次
他



「謹んでこの一篇をフラナガン神父の霊に捧ぐ」
こんな一節が映画の前に。
「鐘の鳴る丘」というのは元々NHKで放送されていたラジオドラマ。
(当然、この時はテレビドラマなどない)
それを映画化した作品で三篇に分かれているが、本作はその一つ。
なぜフラナガン神父が出てくるかというと、神父は1947年に日本に来ています。
その後GHQがフラナガン神父の精神を踏まえた戦争孤児救済キャンペーンのドラマを作れと命令したことにあります。

タイトルにある隆太を演じたのは野坂頼明という人。

あんまり検索してもヒットしないが、この記事が出てきた。
6年前に82歳ということは、現在88歳か。俳優の道は進んでいないよう。


戦争から復員した修平。弟を探すうちに浮浪児と会い、彼らが住める家を作ろうとする。
こういう話だが、フラナガン神父が少年の家を作った話に似ている。
本作では宗教色はないが。

加賀見兄弟はすれ違いが続き、弟は兄が都電に乗り込むとこを見るが、兄修平はそれに気づかずというところで第一篇は終了する。

世阿弥(世阿彌)の1443年の忌日。
世阿弥、父の観阿弥は教科書にも出てくる大和猿楽結崎座の猿楽師。






世阿弥、観阿弥の能は現代に観世流として引き継がれている。

男はつらいよ・望郷篇 [ 渥美清 ] 価格:1,584円 (2023/8/7 13:25時点) 感想(0件)

第５作目　「男はつらいよ 望郷篇」
ドラマ版のさくら役長山藍子、おばちゃんの杉山とく子、博の井川比佐志が登場。
北海道で竜岡正吉親分の最後を見て、寅は堅気になろうと決意。
柴又へ帰るも、そこでは働くのを断られ、最終的に流れ着いたのが浦安町の豆腐屋であった。




境川に架かる西境橋より撮影



さくらは寅の所在を確認しに、浦安へ。
途中、道を尋ねているのが、庚申塔の前だった。
さくらが道を聞いた店はすでになかった。



さくらが「お兄ちゃんのことをよろしくお願いします」と
パーマふじ前
パーマ屋は実在していたが、すでに取り壊されていた。
東学寺のすぐ隣。
・堀江2丁目



「寅さん、揚げおくれよー」と呼び止められる。
境橋を渡るさくらと寅
橋は掛け替えられている。




木村剛役の井川比佐志と会う
「兄さん、ここんとこ来ねえじゃねえか」
ここは当時の面影あり。
一方通行の標識もある。



さくら「考えることも地道にね。あんまり飛躍しちゃダメよ」
と釘を刺し、寅と別れる。
境川に架かる新橋である。
現在では道路も拡張され、橋も変わっている。
撮影当時は橋の向こうに浦安町役場があった。
現在は旧浦安町役場跡碑がある。



縁日の正福寺にいる寅さん。
映画では人がたくさんいたが、写真撮影時は閑散としていた。



たくさんの漁船がとまる境川
江川橋からの撮影



浦安は撮影当時と大きく様変わりしている。
当然、ディズニーランドができる前の撮影
漁船が出てくることからわかるように、漁業の町であった。
だが生活排水、工場排水などにより漁場が汚染されていく。
水揚げは右肩下がりであり最終的に漁業継続を断念し、1971年に完全に漁業権を放棄した。
1971年というと映画公開の翌年になりますね。

紹介のロケ地はいずれも東京メトロ浦安駅から徒歩圏内。