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2016年04月05日

キューバ人のファッション事情

Hola amigos!!! ¿Qué tál?キスマーク

A ti, ¿te gusta vestirte bien?ブティック
(オシャレをするのは好き?)
¿Te gusta vestirte sexy? ¿Te gusta maquillarte?キスマーク
(セクシーな服装をするのは好き?メイクするのは好き?)


今日は、キューバ人のファッションについて。リボン


キューバへ旅行したとき(と言っても述べ1ヶ月間ハバナでのんびりしてただけですが) 、道を歩くキューバ人を見て思ったのは
「みんな、オシャレが好きだな〜揺れるハート
「ファッションセンスが、日本と全然ちがうな〜」ということ。
(日本の若者のファッションやサブカルチャーも "世界的" に見れば十分ユニークと言えるのかもしれないけど)

私達の見慣れた流行りや、スタイルとはもちろん違い、「何がカッコいいのか」という基準ももちろん違う。


ファッションやオシャレが大好きなキューバ人達のこだわりや、私達日本人の感覚との違いなどを、私なりに振り返ってみました!


※Warning: ファッションや好みって、国籍関係なく、個人でそれぞれ違うということはもちろん理解しています。そして、書いたことは全て私のいち意見です。また、「どちらの方が良い・悪い」というような優劣をつけるために文章を書いたわけではありません。ファッション・文化に関する記述は、あくまでも私が25年間日本で生活して来た「ステレオタイプ」「大多数」「基準」、キューバ旅行した時に見聞きしたり感じたこと、私のキューバ人の旦那と実際に話したりしたことを踏まえて考察してみましたので、ご了承した上でお読みくださいませ!目




キューバ人は、男性も女性も総じてオシャレが大好き。
みんな、それぞれ自由にオシャレを楽しんでいます。
しかも美男美女が多く、素材(?)に恵まれているから、そんなにいろいろしなくてもカッコよく見える人も多い手(グー)ハートたち(複数ハート)

若い人はとくに、身なりに気を使う人、ファッション好きな人が多かったなーカバン


夜にちょっといいクラブやコンサートなんかへ行くと、みんなガッツリキメてきて、「意気込みどんっ(衝撃)」が手に取るように伝わってきます。爆弾
その空間には同時にある種の緊張感もあり、私はその雰囲気が好きでした夜
男性はシャツとかスーツでビシッ!!眼鏡と決めて、女性はほぼ皆、着飾るときはボディコンなミニドレスにハイヒール、メイク濃いめキスマーク
「ジャーン!私を見なさいよ!バーみたいな感じよ目

やっぱり、男は「男らしさ=セクシーさ」を、女は「女らしさ=セクシーさ」を強調するのが助長されるような文化&社会なんだろうな。
セクシーであることがおおいに賞賛される文化。ぴかぴか(新しい)

年長の方にも、それは受け入れられています手(チョキ)
「いやらしい」とか「はしたない」(笑)とか思う人はほとんどいない。(もちろん、あまりにも露出がヒドイとか、極端な服装は別ね。笑)
みんな、「あら〜今日は綺麗ね、オシャレしてどうしたの?(^o^)」とか、おじちゃんでもそんな感じ。
イヤらしさが全くないの。

そこが、私がラテン文化ですっごく好きなところ!ハートたち(複数ハート)








「セクシーな服装」についてだけど、私日本だと、セクシーな格好をするのが気が引ける。
そういう方、いませんか?笑
私だけかな??モバQ

良い悪いは別にして、日本はセクシーな服装をする女性に「いやらしい」「だらしない」「ハレンチだ」みたいなことを言う、とかそういう空気を作っちゃう、みたいなところがある文化。

そんなわけで「街に出てみんなにチラッチラッと(あるいはジロジロと笑)見られるのが嫌だな」とか、「チカンとかに合いそうでコワイ」とかそういう思いがよぎって、女らしさを押し出した格好を日本ではあんまりする気にならないのかな〜。と思います。

ところで、キューバでは、日本のようなチカンとか露出狂とかw、ほとんどいないです。

なんていうか.....むっつりスケベ?みたいなスケベがいない。笑
なぜなら、みんな、分かりやすくスケベだから。手(グー)www

と言ったら語弊があるけれど笑、
キューバの持つ文化は、ダンスなんかもサルサやバチャタ、アフロクバーノなど、男女で触れ合ったり密着したり、あからさまに自分の「性」をアピールするものがたくさんだし、セクシーな女性は褒められる。決定
ちゃんと、「キレイだね」「セクシーだね」と、言葉に出して、キューバ人男性は褒めまくる。決定

だから、そういうところでうまい具合に、お互いに、性欲?というか笑、本能的な「異性に対する興味・欲望」のようなものを、日々頻繁に発散しているんだろうね。

日本の社会のように、発散する場もなくそういったものがモンモンと溜め込まれる...ふくろってことがない。笑
(もちろん、繰り返しますが、全ての日本人がそうではないです!手(パー))

だから、そういう、変なチカンやら露出狂なんかのジメ〜っとした事件もキューバではあまり起こらないんだろうか?と感じました。
すごく分かりやすいでしょ?わーい(嬉しい顔)










アメッドによれば、チカンなんかは満員バスの中ではたまにいたりもするらしいけど
「もしチカンに何かされても、キューバ人女性はバスとかの中でも、我慢せずに『ギャーーーッ!!雷』って叫んだり逆ギレ手(グー)wするだろうし、露出狂は、いたらみんなただ面白がって爆笑してはやし立てるだけだろうねw」
とのこと。笑
うん。全部がめっちゃ想像できる。笑
キューバ人おもしろいね〜。笑


でも、なんか興味深いよね〜目
文化や社会が、こんっなに顕著に一人一人の私達の精神状態とか考え方に影響を及ぼすって。

「女性のセクシーさに対する、日本&キューバの価値観の違い」についてはまた、おもしろいテーマなので後日触れたいと思います!ペン








キューバ人のファッションに話を戻します時計

私の彼あめくんの話も、例にもれずオシャレ大好き。

だけど彼はわりと「もろクバーノ!」っていうより、日本人・ヨーロッパ人などと近いファッションセンスを持ってるかな?私とも趣味合うし。
色も、グレーとか紺とか黒とかベージュとか、わりと地味めな色の服をヘビロテ中射手座w
私が「せっかく似合うんだから着なよ!」と言って、アロハみたいな派手なシャツや、カラーパンツをはかせてますw
色の濃い肌に、ビビッドカラーって映えるんだよね手(チョキ)健康的に見えるし晴れ

というか彼は、全然内面も、典型的なクバーノ(キューバ人男性)じゃないんです。笑

ファッションだけじゃなく、ものの感じ方とか、私の両親や祖父母に対するふるまい方w、笑いのツボとか、ボケ方・ツッコミ方も、なーんか日本人と近い感覚をもともと持ってるの!驚目
キューバ人にしてはこれ、かなり特殊なタイプと言えるんじゃないかと私は思うよ。笑

"典型的" なキューバ人男性に、日本の「ワビサビ」文化や「恥の文化」なんて、そんな繊細で微妙なもの、絶っっ対理解してもらえないと思うのね。笑
そこをね、あめくんは感覚で理解するの、サラッと!ひらめき
私も驚いたよ。雷


ハバナで私と一緒にクラブへ踊りに行く時、あめくんも、行く前に着るシャツとパンツにちゃんと自分でアイロンをかけたり、革靴を磨いたりしてた。
「なんかこういうのいいなぁ目」と思ったのを覚えてる。
自分の身なりを自分できちんと整えるって、すごくベーシックなことを丁寧にきちんと、自分でやっているところが良いなぁと思った。わーい(嬉しい顔)


「典型的なキューバ人のファッション感覚って、どんなの?」
と思う方もいると思いますが、まぁだいたいご想像つく通り、モロラテン文化だし、一年中太陽サンサンで青い海が見えるロケーション晴れってこともあり(となんとなく思うw)、やっぱり「ジャジャジャジャーン!!どんっ(衝撃)ぴかぴか(新しい)」みたいな、なんていうか、「わかりやすい」「インパクトのある」ものをカッコいいって思う傾向にある、と感じます。
大ざっぱにまとめてしまえば、派手好きというか。(ごめん。あせあせ(飛び散る汗)笑)

目立ちたい&目立って異性にアピールしたい、って気持ちが、全体的に強いように感じた目
キューバのクラブに行けばわかりますが、ファッションのみならず、ダンスもしかり。
とりあえず、お尻振ってセクシー志向。(女性)揺れるハート








ファッションの特徴は、全体的にやっぱり鮮やかな色が好きな人が多いかな!
アクセサリーも、男性も女性も好きな人が多い。
ゴールドとかシルバーのネックレスとか腕時計とか、ジャラジャラッとしてる人がたくさん。有料
(皆が100%、と言ってるわけじゃないよ。ちなみにあめくんはアクセ全般付けるのが好きじゃないので、何もつけない)

そんな彼らの"勝負ファッション" は、私がキューバへ行ったとき衝撃的だった、、

名付けて「ワンカラーコーデ」★笑

白!とか、
真っ赤!!
とか、全身その一色で固めちゃう。

一色のみだよ!!笑


今、日本とかでもなにげに "ワンカラーコーデ" なるものが流行っているけれど、それでも、たとえば全身黒のコーデで靴だけ赤、とか、全身ベージュの服で靴だけ白、とかさ、どこか一箇所に違う色を持ってくるのが主流ですよね?
しかも赤とか黄色とか、そういう原色ではあまりしないよね。少なくとも日本のストリートでは.....

が、キューバでは違った。猫


タンクトップ、ジーンズ、頭に巻いたバンダナ、スニーカーまで全部真っ赤!!
とか、
全部真っ白!とか、ザラにいました。笑

あとは、逆に全身総柄!!とかね。
赤・黄色・緑系を全身にちりばめた、ラスタファッションを着こなす人もいたよ手(グー)


で、
「おお、キューバ人らしいなぁっ目
とか思って、私はその度にジロジロ見てしまってましたw
なんというか、目立つよね。笑

次行った時はちゃんとファッションフォトを撮ってこよう!!!笑カメラ


で、これが、結構当時(多分いまもあまり変わってないと思うけど)アツいトレンドどんっ(衝撃)だったらしく、特にクラブとかでほんとによく見るの!
これがまた面白かった。
「めっちゃ友達同士でカブってるけど!!手(パー)」とかツッコミたくなる笑

彼らを見てると、
「目立ったモン勝ちっしょ!」「目立たないと女が寄ってこないだろ!」的な思考が、手に取るように見えました。笑
(もちろんこのファッションを愛してるからという理由のみでやってる人もいるかもしれないけど。笑)


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また「典型的なクバーノ」は、あめくんによれば、スペイン語で "マチスタ" といい、マチスモ (machismo = 男性優位的な考え) が、染み付いている男性も多い。
キューバだけでなく、ラテン諸国で、伝統的な文化はけっこうそうなんだけどね。

日本語で言えば、男尊女卑的思考というか、オラオラ系男性というか、一昔前の考え方というか....
「男は外で働いて、女は家事と子供の世話をしときなよ」的な、もっと悪いと自分のエゴを女性パートナーにぶつけたり、強制したり、(身体的に)暴力を振るったり、そういう性質の男性達のこと。
(もちろん、そうでないクバーノも、言うまでもなくたくさんいます)


私は個人的には、"マチスタ" な男性とは絶対交際も結婚もできないタイプだけれど、アメッドによると「そういうオラオラ系の男性が好きなキューバ人女性もたくさんいるし、そういうタイプが男性として普通だと思ってる女性もたくさんいる」とのこと。

アメッドの場合は、お母さんがかなりシッカリしてて、半ばフェミニストのような考えをする人なので、それがアメッドにも染み渡っているので、女性の権利とか自立に関してもかなり理解がある方。
(アメママに、ほんと感謝!!ハートたち(複数ハート))

特にハバナなどの都会よりも、田舎や地方都市にそのような男性・女性が多いそうです。
キューバだけでなく、メキシコやベネズエラなど、中南米(南米はちょっと詳しくわからない)の国では、マチスモの考えが根強く残っていたり、それが受け入れられている、という現状もまだたくさんあります。 特に上の世代ではね。日本もそうだけれど。

女性らしさ、女性の美しさを多大に評価する文化・社会である分、同じように、相応の「男性らしさ=支配」が受け入れられ、求められてきた結果、なのかな...?
これもかなり興味深いですよねexclamation眼鏡








さて「ワンカラーコーデ」に話を戻して笑、
キューバの全身ホワイトの服装ですが、これ、実は【宗教的な理由】によって、こような装いをしている場合もあるんです。

キューバの伝統的な宗教 『サンテリア』(スペイン人が持って入ってきたカトリックと、奴隷としてキューバに連れてこられたアフリカ人達の土着宗教をミックスして生まれた、キューバ独自の宗教。信仰者の人数も多い)において、洗礼(入信の儀式)を終えたばかりの人は一定期間、全身オールホワイトの服装をしなければいけない、というルールがある。

そのせいで、全身白の服装をしている人も結構街中にいたんだけど、そういう人達は醸し出す雰囲気が(まだ)真面目だし、金属製のアクセサリーなんかをジャラジャラ付けたりしていないから、すぐわかる。


一方キューバ人女性はというと、キューバ人の典型的な女性は競争心が強い人が多い気がするなー。
「私を見て!!」「私が1番セクシーでしょっ!?」ってなかんじで、クラブで見る若い女性はもう競争心丸出しな人も多いです。キスマーク
そして、綺麗&セクシーな子はほんとにすごく多いよ〜!さすが、混血ひらめき

私が一回クラブ内の野外ステージで、人気歌手のライブに行ったときは、みんながみんなピチピチなドレスで、ジーンズの人とか1人もいなかったよ!!フラットシューズの子とかね!
観光客以外は。
かくいう私は、フラットサンダルでした笑 (だってハイヒールだとサルサ踊りにくいもん!ダッシュ(走り出すさま)笑)

アメッドによると、そういう場所にいるそういう格好の女の子はら娼婦の可能性大らしいけどね。
すごく大勢いて、皆女の子だけで固まってた。お金持ちな人が集まりそうな場所に行くんだろうね、きっと有料
でもみんな可愛くて、そのときは、たまたまかもしれなけれど白人系の女の子が多かったなー。

クラブ以外の場所でも、女性は、(人にもよるけど) ピチッと体にフィットした服を着てる人が多いかな。
タンク、ジーンズ、ショーツ、ワンピ、なんでも。
カーヴィーでボリュームある体型(つまり、胸とお尻がある)が美しいとされる文化だから、皆それを出来る限りアピールするかのように。おばあちゃんまでも。ぴかぴか(新しい)
それで、実際にみんなセクシー!

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でも同時に、本人は望んでなくてもそういう洋服しかあまり手に入らない、売られていないっていう現状もあるのかもね。
これをずばっと言うとアメッドはちょっと気を悪くするけども、実際キューバはとにかくモノがない。足りてない。売ってない。
食品や日用品しかり、ましてやファッション関係のものは少ない。
いいものを持っている人は、アメリカや他の国に移住してる家族や友達からプレゼントされたって人が多いです。

私がキューバにいた時、履いてたサンダルやつけてたアクセサリーとかを見て、毎日のように、通ってたサルサ教室(アメッドの元バイト先ね!笑)の女性の先生が毎日のように、「かわいいそれ!日本で買ったの?」;'f←メキシコだけどねw)「そのサンダルいいね、ちょうだい!笑」「その腕時計ちょうだい!笑」とか言ってきていたもんね。(ちょうだいかよ笑)
私が持って行ってたものは別にまっったくもって高級なものじゃなかったけど、やっぱりあんまりモノがないから、「かわいい!いいなぁ」って思ったのかなぁ。
今考えたらサンダルくらいあげとけばよかったな、とかたまに思っちゃう。
先生も、私くらいの歳の子や私より若い子もいて、みんなオシャレしたい年頃だよなぁ、と。

ハバナには、ナイキとかアディダスとか、そういうスポーツブランドでさえお店がまずない。(ハバナにないってことは多分、キューバ全土にない)
たしか、有名ブランドのオフィシャルなお店は、PUMAしか見なかった気がする。。(街中でフェイクなど履いてる人はたくさん見かけるけどくつ)。

PUMAを見つけて、私すごく驚いたもんね!!「え、プーマいいんだ!!アメリカじゃないの??!」って。

で、たった今調べてみたら、プーマってドイツのブランドでした。
キューバ、ヨーロッパとはなかなか国交あるし良い関係を築いている国も多いもんね。
(ちなみに、アディダスもドイツのブランドでした!あれ....w)

もちろん、ZARAもForever21も、H&Mもありません。
ZARAはプライス的にちょっと無理がある気がするけど、H&Mなんかは、スウェーデンのブランドだし、価格も一般的なキューバ人でも少し頑張れば手に入る価格帯だから、来たら成功しそうなのにな!
ファッション大好きなキューバ人は絶対喜ぶはず!わーい(嬉しい顔)

なので、今の段階ではまだ、洋服も日本のようにたくさんバラエティがありオプションがあるわけではない、っていうことも原因のひとつと言えると思う。


今日もファッションからいろんな話しちゃいました!笑

また次回お会いしましょう黒ハート
Nos vemos pronto! 手(パー)
Chaooooo!!!!



Besos,
Azzy.


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