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2017年09月28日

21歳、1ヶ月ヨーロッパ。ひとりバックパック旅 (#1 出発/ロンドン編)

Buenas, como están???


こんにちは!
いかがお過ごしでしょうか?


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
あず(🇯🇵 IG @ PlaythislifeAzusa 博多っ子、旅大好き、AB型)& あめっど(🇨🇺ラテン系弁護士、特技キューバンサルサ&コンガ、血液型不明)の、同い年の国際結婚カップル。カナダ在住。
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−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


今日は、私が21歳になった誕生日の次の次の日から1ヶ月、バックパッキングに出かけた時のことについてお話しします!
(いつもテーマが唐突w)

旅で行った場所や会った人、その時の気持ちを振り返るのももちろんですが、
今後バックパッキングをしてみたいと考えている方に対してtips & hacks(チップ、コツ、アドバイス)なども合わせてお伝えできればいいなぁと思っているので、おつきあいいただければ嬉しいです

(もし質問などあれば、Instagram のコメント欄へお願いします!)


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決めた行き先は、ヨーロッパ。

なぜヨーロッパにしたのか?

理由はざっくり、


1. スペインへ里帰りしたかった(高校の時、1年間高校に留学してました。↓




2. スペイン南部に行ってみたい、と思っていた

3. 失恋で疲弊していたのでw(下に詳細書きます笑)すでに行ったことがあり勝手がわかっているエリアが良かった

4. (行った時期が冬なので)寒すぎないところ

5. そんなに危なくなさそうなところ


というかんじである。
ざっくり


当時、地元福岡の大学へ、実家から通っていた私は、家賃・食費などについて考える必要もなく、アルバイトで稼いだお金は100%自分のために回すことができた(ラッキーーーー)。

なので、バイトで稼いだお金をまるまる持って、大学2年生から3年になる時の春休み(2月)の1ヶ月間、私はヨーロッパ旅行へひとりで出ることにしたのである。


そもそも、なぜ「行こう」と思ったか?
ズバリ、失恋である。笑
当時私には、高3の時から、約3年間付き合った同郷の彼氏(日本人ですw)がいた。

彼とは高校卒業してからずっと、東京と福岡で遠距離恋愛をしていたが、私は本当に純粋に好きだったし幸せで、、それを十分表していたつもりだった・・・のだが、表現するだけでは足りなかったのだろう。
きっと(ていうか絶対w)私は大変でめんどくてまぁジコチューな彼女だっただろうから笑、まぁ彼も私につきあうのに疲れたというのが本音だったのではなかろうか。苦笑

とにもかくにも、私は12月半ばごろに突如フラれた。
別れたときの一部始終はハッキリ覚えてないが、たしかメールだかLINEだか(当時LINEってまだなかったっけ?)で始め別れを告げられ、その後私が電話をかけて確認しようとしたが、取り合ってもらえず。。というような流れだったと思う。(たしか)
私としては本当に予想外のタイミングで、「えっ!?なんで??!」という、ヤブから棒の知らせだったと記憶している。

私はそこからすっっっごく落ち込んだ。
が、まぁちょうど年末だったこともあって、大学の友達などとバカ騒ぎしたり、忘年会・新年会・親戚の集まりなどでドタバタして気を紛らわせていたんだろうと思う。

年が明け、いつごろからか「この春休みは一人きりで放浪してやるという気持ちがふつふつと湧いてきて、それが1ヶ月ほどかけて確固たる決心に変わったのだろうと思う。

私にとって旅をすることはセラピーであり、その時の自分や状態をしっかりと見つめ直す術であり、自分の価値を(再)発見する手段でもあった。
まさにその時私が必要としていたものだったんだろう。


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で、年が明けた1月。
私は当時アルバイトをしていた「ガールズバーという何やらあやしげなネーミングのバーでw、がっつりとシフトを週5入れて、働きとおした。

日本にお住みの方はどういうもんか大体わかるだろうと思うが、
「ガールズバー」というのはいわゆるバーで、客はほぼ男性で(そりゃね)接待などに使われたりする場所だ。(そこはわりと高級なところだった)。

キャバクラやラウンジ、スナックなどまでいかない。
その手前という感じで、女の子の仕事は、お酒を作ったりサーブしたり、客と話したり、カラオケを歌ったり。
酔っ払った客や、キモチ悪いおっさんはいたが、エッチなことは一切ナシだった(だからこそ私はそこで働けていた)。タッチ、キス、それ以上も基本的にナシなので、もしそういうことをしている客がいたら、男性スタッフ(いわゆるボーイ的な)達がやって来て、客に注意してくれるというシステムだった。
私がここで働いていた理由はただひとつ、、給料が良かった。
ここでとにかく1ヶ月働き、合計でたしか35万ほど貯めた。
ここから今回のヨーロッパ旅行の航空券、交通費、移動費、食費から宿まで、旅の全てをまかなった。(しかも服とかまで買っていたw)

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今回の旅の概要はまとめると、こんな感じ。

21歳
30日間(2月の1ヶ月まるまる、27?28?日間 ←曖昧でごめんなさいw)
行き先:イギリス(フライトはロンドン発着)、ベルギー、フランス、スペイン、イタリア
移動手段:ユーレイルパス(EU内の国だとどこでも列車に乗り放題という夢のようなパス!たしか当時の値段で37000円くらいのやつ。これで移動費を浮かせられた)& Ryanair ライアン・エアー(EUの格安のLCCキャリア。バルセロナ→ロンドン間のみ使用)
宿泊場所:基本的にホステルなど超経済的なところ。スペインでは高校の時のホームファミリー宅


出発前の準備として、ロンドンとイタリアのローマとフィレンツェ、そしてスペインのセビーリャのみのホステルを日本からオンラインで予約しておいた。(パリ、ベルギーではそこへ着く前に探して予約していた)
また、ユーレイルパスと、Ryanairの航空券(バルセロナ→ロンドンのみに使用。たしか35ユーロほどだった)も同じく購入しておいた。
が、バックパッキング初めてで、今夜の寝場所に窮する、という状況になりたくないという人は、出発前に予約しておくことをオススメする。

バックパッキングなので、出会った人と一緒にどこかの都市へ移動することになったりして、予約を取り消したりすることもあったので、キャンセルがきくような(現地で支払う形の)予約サイトを使ったと記憶している。


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旅行の全貌をここで書くと読むのに2ヶ月くらいかかる長さになりそうなのでw、連載していこうと思います!
今日は、出発からロンドン到着までについて。

フライトは、成田空港発着。
当時私は福岡に住んでいたので、多分福岡⇆成田間のフライトは別にとったのだろうと思われる。(記憶が曖昧w)

ロンドンに行くのは、これが2回目だった。
1回目は、高校時代スペインへ留学している時。
母が日本から遊びにやって来て、その時は私のいたバルセロナ、電車でパリ、そしてロンドンへ行った。
1回目にロンドンを訪れた時の記憶といえば、2つしかない。
1つ目は、母がスタバの椅子にかけていたバックパックを盗られたこと(幸いなことに、パスポートも現金のほとんどもホテルの部屋に置いていたため、2人して食いっぱぐれるという状況はまぬがれが、いま考えると、2人でいたのにそのどちらもバックパックを盗られたのに気づかなかったという事実にビックリであるw)。
もう1つは、滞在していたホテルで午前2時ごろにとつぜん火災サイレンがなり(すっっっっごくうるさかった)、廊下へ出てみると宿泊客が着の身着のままで飛び出して外へ走り逃げており、私もとっさに走り出ようとしたところで母に「メガネをかけて(私は視力が悪く普段はコンタクトを使用している)、靴を履きなさい!!!」とすごい声で叫ばれ、若干イラ立ちながらも部屋に戻り、メガネと靴を身につけ母と一緒に明け方のロンドンへ飛び出した、という衝撃的な思い出だ。
他の客も揃って外へ飛び出してきたのだが、その後われわれ(総勢70名ほど?)は2時間ほど近場のホテルの
、会議室みたいな大部屋にまとめて入れられ、そこで待機し、その後誰かが部屋でタバコを吸っていたためサイレンが作動した(ありがち)ということが判明し、全員でトボトボ歩いて、明るんで来た空の中ホテルへもどったのを覚えている。非日常。。


とにもかくにも、飛行機に乗り込んで、成田からロンドンへ出発した時、私は胸が締め付けられるような切ない気持ち(失恋を引きずっていたため)と、純粋なワクワクでいっぱいだった。

これからの1ヶ月まるまる、自分のためだけに時間をエネルギーを使える、ということが嬉しかった。
彼氏と別れたので「連絡して現状報告しなきゃっ」という人もいなかったので、完全に解放された気分だ。
まだ傷心でもあった私は、「自分と向き合って、自分をなぐさめて、自分を思いっきり甘やかしてまたこれから”ひとりで”生きる気力を蓄えないと」という思いが、自然に湧いていた。
ひとりでする旅が私にとってセラピーに等しいのは、そういった理由からだ。

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ロンドンのヒースロー空港に着いた。
着いたのは夜19時ごろで、宿に着いた頃には外はほぼ真っ暗だったと記憶している。

空港から宿までは電車で行き(出来るところはとことん節約するという姿勢を貫いた)、たしか1時間少しかかったと思う。成田空港から都内へ出るのに近い感じだ。
地下鉄に夜ひとりで乗った時も、「危なそう、怖い」などと感じることもなく、スムーズに宿に着いた。

私の記憶では、ロンドンのその時の気温は日本とそんなに変わらず、空はくもり気味だった。
ここでは「絶対見たい!!」といようなスポットは特になく、基本的にぶらぶらと町中を歩いていた。そしてそれだけで、楽しかった。

あてもなく歩くことは、私はほんとに人の精神的健康にとって良いことであり、必要不可欠だと思っている。
ちなみに私がこう思うのは旦那アメッドの影響なのだが、彼はそう強く信じており、ストレスがたまると夜11時ごろふらっと散歩に出て、そこらへんをブラついて2時ごろ帰って来たりする。

話をもどして、ロンドンでは、自然科学博物館や美術館(←絶対行ったと思うのだが、何を見たかまったく覚えていない。。w)へ行ってみたり、とにかく私はひたすらに街中、公園なんかを歩き回っていた。



次回へ続く!!
A continuar a la próxima!!!


Besos, Azzy.


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